突然の「ギュルルルル」が少なくなった方法
数日出ていなかったが生活習慣見直しとプラスαしたら出はじめた!
人によっては「数日出てない・・・」と悩んでいる方は多いと思います。
私もある時から数日出ないのは当たり前で、ひどい時はいつ出たか忘れるくらい出ないことで悩んでおりました。
しかし、それもある方法をすることにより今では以前より出ない間隔は短くなっています。
詳しいことについては、下記記事を見て下さいね。
お腹が痛くなったらまず何をしますか?
99.9%の方がトイレに行くと思います。
いいや!トイレになんか行かない!私はどんなにお腹が痛くても我慢する!!
という方がいましたら、身体に悪いのでトイレに行くことを強くおすすめします(笑)
そして、トイレに行って出してみたら柔らかいどころかほとんど水みたいなブツが出た。
なんてこともあるのではないでしょうか?
この状態を繰り返すと、なんだかお尻がヒリヒリしてしまいます。
そこで、少しだけ冷静に考えてみてください。
これって不思議じゃないですか⁈
硬くて肛門が裂けたのならわかります。
しかし、何故「肛門に負担もかけそうもない水下痢でお尻が痛くなる」のでしょうか?
鋭い人なら予想しているのではないでしょうか?
実は、水下痢にはある成分が過剰に分泌されているのです。
今回は、何故下痢をするとお尻がヒリヒリと痛くなるのか。お尻をヒリヒリさせている成分は一体何なのか。
などをお話していきます。
目次
なぜお尻が痛くなるの?
一体なぜ、普通の便ではお尻が痛くならないのに、下痢だとお尻が痛くなるのでしょうか?
普通の便と下痢の違いは水分の含有量です。
普通の便には程よく水分が含まれていますが、下痢は含まれている水分量が多すぎています。
しかし、便に含まれている水分はただの水ではありません。
腸から分泌されるアルカリ性の腸液です。
小学校の理科の時間に酸性とアルカリ性、勉強した記憶ありませんか?
この腸から分泌されるアルカリ性の腸液がお尻の穴を痛めている原因なのです。
腸液ってなんのために出ているの?
本来、この腸液は肛門や腸を守るために分泌されています。
決して普段から悪さをしているわけではありません。
それでは、具体的に腸液はどのような役割を担っているのでしょうか?
便の排出をスムーズに行う
アルカリ性の代表的な物質といえば石鹸や洗剤です。
あれって触るとどんな感触がしますか?
そうですね。ヌルヌルしていますよね。
普段の生活で手に入るアルカリ性の液体は触るとヌルヌルし、滑りやすいのです。
だから、排便のときに適度にアルカリ性の腸液が分泌されると便が出やすくなります。
便に適度な水分を与える
便に水分を加えるのも腸内で行います。
このときに、水ではなく腸液が便に加えられ、便を適度に柔らかくし、排便しやすい形になります。
さらに腸液を加えることで滑りも良くなり、便も出やすくなります。
栄養を吸収する
腸から分泌される腸液には様々な栄養素を吸収しやすい形であるブドウ糖、アミノ酸へ変化させて体内に取り入れる働きがあります。
そして、小腸から取り入れた栄養が皆さんの身体を作っています。
酸性よりやばい?アルカリ性って何?
よく漫画などでも、モンスターが吐く酸で岩や壁が溶けたなんて描写ありますよね?
あ!わかりませんか?すみません・・・
そんなイメージもあり、一般的に『酸とは恐ろしい物質』だと思われがちですが、実際はアルカリ性の物質のほうが危険なのです。
やばいです・・・
前提として、アルカリ性の液体と酸性の液体、これは両方皮膚を溶かします。
しかし、それぞれの特徴は皮膚に付着した場合の溶かし方が違うのです。
酸は酸化という作用によって、皮膚の表面で瞬間的に熱を発しながら溶かします。
傷は火傷のようになります。
身近な酸化といえば燃焼です。
あれも可燃物が激しく酸化している現象と言えます。
一方アルカリ性の液体は皮膚に付着しても酸ほどは瞬間的には溶けません。
ゆっくりゆっくり、皮膚の奥深くまで浸透していきながら溶かしていきます。
これを加水分解といいます。
私が小学生のころやってしまったことなのですが、夏の日の体育ってプールに入ることがあると思うのですが、プールに入ったあとって冷た〜い水のシャワー浴びますよね。
あれが寒くて冷たかったので、ある日
「冷たくなるのが嫌だ!」
と思って浴びなかったことがあったのですね。
そうしたら、肌は真っ赤に爛れて3日くらい痛い思いをしてしまい、えらい目に逢いました。
プールは塩素を含んでおり、極々弱いアルカリ性です。
なのでシャワーで流さないと皮膚を侵食し、赤くただれてしまうのです。
腸液もアルカリ性の物質であり、皮膚に付着したままだと皮膚をゆっくり溶かし爛れたり、痛みが出てきたりしまうのです。
なんで腸液ってアルカリ性なの?
腸液がアルカリ性である理由は様々な説があり、明確な回答はありません。
色々言われる説の中の一部を紹介しますね。
強酸性の胃液を中和する
胃酸って酸というくらいだから酸性であるということはわかるかと思います。
しかし、具体的に主な成分は何なのでしょうか?・・・
答えは『塩酸』です。
中学校の理科の時間に使ったのではないでしょうか?塩酸はメッキ加工にも使われることのある金属すら溶かす強酸性の劇薬です。
そんなものが体の中入っているって、ちょっと怖くないですか?
塩酸を無力化するためには中和という化学変化を起こし、液性を酸性から中性に変化させる必要があります。
そのために必要なのがアルカリ性の液体です。
アルカリ性の液体と酸性の液体が混ざると中和が起こり、液性が中性になります。
塩酸がそのまま腸へ流れてしまえばおそらく腸はボロボロになってしまいますが、アルカリ性の液体で中和すれば比較的無害なものになります。
お尻をヒリヒリさせるため
人間の体は異常を感知する機能を持っています。
痛みがその代表的な例です。
例えば、脚を擦りむいたら当然痛いですよね?
痛いから転ばないよう気をつけようと思いますし、治療もすると思います。
でも、もし脚を擦りむいても痛みを感じなければどうでしょうか?
消毒をしたり、傷を保護したりなんてことはしないと思います。
傷を治療しなければどういうことになりますか?
もちろん傷の治りは遅くなりますし、最悪破傷風になってしまい、死に至るなんてこともあるかもしれません。
人間の痛みを感じる機能は体のダメージを人に伝える大事な防御機構であると言えます。
それを踏まえて考えてみてください。
下痢をしたり腸液が体外に必要以上に出てきたりって異常なことじゃないですか?
だからこそ、お腹が痛くなったり、お尻がヒリヒリしたりする必要があるのです。
消化酵素の働きを助ける
酵素入りのドリンクであったり、酵素のサプリメントであったり、世の中には酵素が氾濫しています。
ダイエットにいいだとか健康に良いだとか、まるで神秘の霊薬のように宣伝されていますが、私はこう思いました。
「酵素ってなんや!?」
酵素とは要はアミノ酸がくっついて出来たタンパク質の一種です。
タンパク質を分解する働きもあり、消化酵素とも呼ばれています。
パイナップルにも酵素が多く含まれているので、食べすぎると舌がヒリヒリするのは酵素のせいだそうです。
その、酵素が一番効率よく働ける環境がアルカリ性の液体の中であり、腸液もアルカリ性である。というわけなのです。
病院には行ったほうがいい?
結論から言えば、水下痢でお尻がヒリヒリするだけでしたら、病院には行く必要はないかと思います。
ですが、急性的な消化不良や、冷えで腸の働きが悪くなるなどで一時的にそうなることは往々にしてありますが、概ね2〜3日で治まる事が多いようです。
しかし、以下のようなことがある場合はその他の病気の可能性がありますので、すぐに病院に行ってください。
- 出血を伴って痛みがある(特に水下痢の場合は要注意)
- 微熱がある
- お尻に腫れがある
- 黄色い膿みのようなものが出る
- 何もしていなくても痛みがある
- 激痛で排便することが苦痛である。または排便ができない
分かってもらえない痔の苦しみ・・・
イボ痔、切れ痔
まず、痛みが激しい場合に考えられる病気が痔です。
切れたり腫れたりして痛いだけの病気なので、これで原因で死に至ることはまずないのですが、この痛いだけというのが曲者なのです。
私の仕事の同僚が痔によって仕事中に病院に運ばれ緊急入院をした人がいます。
もともと親指大のイボがあったそうですが、排便時にも痛みはあったそうなのですが、痛いだけなので放っておけば治るだろうと、クリームを塗って放置していたそうです。
そのイボを1ヶ月、半年、1年・・・と放っておいたら痛みは日に日に増していき、座るのが苦痛なほど痛くなっていたそうです。
ある日、彼は新幹線に乗り地方への出張に出かけました。
座ると痛みが出てくるので円座型のクッションを持っていったそうです。
新幹線に揺られること1時間、突然お尻に激痛が走り、その場にうずくまってしまいました。
その姿を他のお客さんが異常に思い、次の駅で降りて救急車で運ばれそのまま入院した・・・ということだそうです。
痔にも色々な種類がありますが、モノによっては激痛を伴うものもあります。
私の友人のようにならないためにも、お尻の痛みが激しいようでしたら恥ずかしがらずに受診することをおすすめします。
痔には『内痔』と『外痔』の2種類がありますが、それぞれに1・2・3とステージが存在します。
内痔とは肛門よりも少し中の腸内で出来る炎症やイボの事を言います。
対して外痔は肛門スレスレの位置や肛門付近で起こるイボや切れなどを言います。
1ステージの方は、排便時に多少の傷みやかゆみがある程度で済みますが、2ステージになってしまうと、長時間座っている事が苦痛になってきます。
本来はこの時点で『肛門科』を受診すれば良いのですが、気づく方は少ないようです。
そして3ステージ!ここまでくると残念ながら既に手遅れです・・・
場合によっては、市販の薬剤で抑える事は可能ですが、基本的にはこのステージは肛門科での手術が必要となります。
手術にかかる費用は、病院で変わると思いますが概ね10万程度は必要と言われています。
入院期間は当日から約10日位のようですが、最低入院は5日から7日は必要と考えた方が良いでしょう。
当日に退院された方は、『かなりの激痛に耐えられなくて』病院へ戻ってくるそうです。
なので、『痔かな?』と思ったら我慢せずに肛門科を訪れましょう!
痔瘻(穴痔)
よく下痢でヒリヒリする方はこちらになる可能性があります。
お尻の周辺を触ってみたら
「何か凹みがあるなぁ」
と思う時があるかもしれません。
その凹み、痔瘻(穴痔)かもしれませんよ。
痔瘻になった場合は、病院で手術して取り除くのが一番の解決法です。
命に直接関わるものではないので放置される方もいらっしゃるかもしれませんが、放置しておくと最悪お尻が虫食いのように穴だらけになりますよ。
よく下痢を起こす方はこの穴痔になるリスクが高いので、もし凹みを見つけた場合は迷わず肛門科を受診してくださいね。
大腸がん
下血を伴い、水下痢とお尻に痛みがあるときは大腸がんの可能性もあります。
がんは医療や検査技術の進歩により今や必ずしも死に至る病とは言えませんが、それは発見が早かったらの話です。
私の上司も大腸がんになり入院してしまいましたが、幸い一命はとりとめる事が出来ました。
復職したときには、別人のように風貌変わっていましたよ。
その時の話は下記のページをポチっとすれば読めますので良かったら読んでくださいね。
どうすれば下痢でヒリヒリするのを防げるの?
清潔にする
お尻がヒリヒリするということは少なからずそこがダメージを受けデリケートになっているということです。
そこにバイ菌が入り、傷がひどくなってしまったり、痔になってしまったりして痛みがましてしまいます。
痔ほどにはならないにしても、ずっとお尻がズキズキ痛むというのはなかなかつらいと思います。
そうならないためにも、お尻を清潔に保つというのは重要なことです。
クリームを塗る
ヒリヒリと痛みだしたらクリームを塗るというのも有効な手段です。
殺菌作用のあるクリームを使えば、衛生面でも対策ができるので、なるべく殺菌作用のあるクリームを塗りましょう。
体質を改善する
上の二つの方法はある意味、対症療法的な方法で、根本的な解決にはなっていません。
そもそも、お尻をあえて汚くしておこうと思う人はかなり少ないと思います。
クリームも職場や電車の中ではなかなか塗りづらいですよね。
そしてクリームだって、飲むことはないとはいえ立派な薬です。
医師の処方や指導があるならともかく、自己判断での使用は危険です。そのクリームは本当にそこに塗っていいと断言できますか?
お尻がヒリヒリするのを防ぎ、健康な体を作るためには、下痢になりづらい体作りが必要なのです。
下痢にならない体を作ることができれば、お尻がヒリヒリしないのはもちろん、会議中にお腹が痛くなったり、お腹が痛くて眠れなかったり、出かけた先でも無意識のうちにトイレを探してしまったり、ということはなくなり、下痢に振り回される生活から開放されます。
下痢しやすい方はこう行った行為、、当てはまりませんか?
当てはまる方は一読してみてくださいね。
まとめ
水下痢だとお尻がヒリヒリと痛くなるのは、腸液がアルカリ性であるからということ。
腸液が出ている理由は
- 便の排出をスムーズに行うため
- 便に適度な水分を与えるため
- 消化を助けるため
であるということ。
怖いイメージのある酸だが、実はアルカリ性の液体のほうが怖いということ。
腸液がアルカリ性である理由は実はよく分かっていないが、仮説として考えられるのは、
- 強酸性の胃液を中和するため
- お尻をヒリヒリさせるため
- 消化酵素の働きを助けるため
であるということ。
病院に行く必要は基本的にはないが、
- 出血を伴って痛みがある。(特に水下痢の場合は要注意。)
- 微熱がある。
- お尻に腫れがある。
- 黄色い膿みのようなものが出る。
- 何もしていなくても痛みがある。
- 激痛で排便することが苦痛である。または排便ができない。
という症状があるときは、何らかの病気の可能性があるので早めに病院に行くべきであるということ。
下痢によるヒリヒリを防ぐためには
- 清潔にする
- クリームを塗る
ことが大切だが、対症療法的な対策なので、根本的に下痢をしやすい体質を改善する必要があるということ。
下痢によってお尻がヒリヒリしてしまう理由は分かっていただけましたか?
私もこのことを知るまで、アルカリ性の液体がこんなにも危険な物質だとは思いませんでした。
お尻がヒリヒリする程度ではそれが怖い病気に直結することはありませんが、何らかの異常を感じたら病院に行くようにしてくださいね。
突然の「ギュルルルル」が少なくなった方法
通勤電車の中、会議前、ひどい時には何もない時に
「ギュルルルルル」と来たら嫌ですよね。
特に通勤電車の中ではこの世の終わりかと思うくらいの絶望感を味わいます。
私自身そんな状況でしたが、生活習慣改善と日々の健康をサポートするためにサプリを取ってみた所、「ギュルルルルル」と襲われることが少なくなりました。
詳しいことは下記記事を見てくださいね。
数日出ていなかったが生活習慣見直しとプラスαしたら出はじめた!
人によっては「数日出てない・・・」と悩んでいる方は多いと思います。
私もある時から数日出ないのは当たり前で、ひどい時はいつ出たか忘れるくらい出ないことで悩んでおりました。
しかし、それもある方法をすることにより今では以前より出ない間隔は短くなっています。
詳しいことについては、下記記事を見て下さいね。
通勤電車の中、会議前、ひどい時には何もない時に
「ギュルルルルル」と来たら嫌ですよね。
特に通勤電車の中ではこの世の終わりかと思うくらいの絶望感を味わいます。
私自身そんな状況でしたが、生活習慣改善と日々の健康をサポートするためにサプリを取ってみた所、「ギュルルルルル」と襲われることが少なくなりました。
詳しいことは下記記事を見てくださいね。