下痢には水分補給が大切!!それはなぜ?何を摂れば良い!?

突然の「ギュルルルル」が少なくなった方法

大輝


通勤電車の中、会議前、ひどい時には何もない時

「ギュルルルルル」と来たら嫌ですよね。

特に通勤電車の中ではこの世の終わりかと思うくらいの絶望感を味わいます。

私自身そんな状況でしたが、生活習慣改善と日々の健康をサポートするためにサプリを取ってみた所、「ギュルルルルル」と襲われることが少なくなりました。

詳しいことは下記記事を見てくださいね。



数日出ていなかったが生活習慣見直しとプラスαしたら出はじめた!



人によっては「数日出てない・・・」と悩んでいる方は多いと思います。

私もある時から数日出ないのは当たり前で、ひどい時はいつ出たか忘れるくらい出ないことで悩んでおりました。

しかし、それもある方法をすることにより今では以前より出ない間隔は短くなっています。

詳しいことについては、下記記事を見て下さいね。

胃腸炎になったり、何かにあたってしまったり、お腹を冷やしてしまったりなどで下痢に襲われる事がありますよね。

腹痛と闘いながらトイレから中々出ることが出来ず、そんなに出るものがあるのかと、冷や汗を掻きながら驚いてしまう事もあります。

なんだか体中の水分が出て行ってしまってカラカラになり、体力まで奪われていくように感じるのですが、下痢の時に私たちの体はどうなっており、またどのように対処するのが良いのでしょうか?!

辛い症状から少しでも早く回復するために大切な水分補給。その理由を紐解いていきたいと思います。

下痢の時、体には何が起こっている?!

 

そもそも下痢とは、健康な時の便に比べて水分量が多い状態であり、様々な原因により起こります。

下痢の原因

  • 浸透圧性下痢食べた物の浸透圧が高すぎると、水分が充分に吸収されないまま排出される。
    (乳糖不耐症・食べ過ぎ、飲みすぎによる消化不良など。)
  • 蠕動運動性下痢腸の蠕動運動が活発になりすぎ、便が腸内にとどまる時間が短くなるため、水分の吸収が充分ではない状態で排出される。
    (過敏性腸症候群など)
  • 分泌性下痢細菌などが体内に入った影響で、腸内で腸液などが過剰に分泌され、水分吸収が間に合わない状態。
    (食あたり、食物アレルギーなど。)
  • ウイルス感染性の下痢ウイルスが胃腸に入り込み、働きを悪くすることにより起こる。
    (ロタウイルス、アデノウイルス、ノロウイルスなど。)

体内で起こっている異常

下痢により大量の水様便を排出することで、体内の水分や電解質(ナトリウムやカリウムなど)も奪われている状態です。

この状態が続くとやがて脱水症が進み、危険な状態になります。

脱水症とは?

私たちの体のほとんどは、体液(たいえき)と呼ばれる液体で満たされています。その量は、お子さんでは体重の70-80%、大人では60%、お年寄りでは50%にもなります。

体液は、人体の機能を維持するために必要な液体のことで、血液、リンパ液、唾液、粘液、汗、消化液および尿などのことを指します。体から体液が失われて日常活動や生命維持活動に障害が生じた状態のことを脱水症と呼びます。

脱水症になると、体に必要な栄養素や酸素を取り込めなくなったり、不要になった老廃物を排出できなくなったり、体温コントロールに支障を来したりします。適切な治療を受けないでいると、命に関わるような重篤な病気になる恐れがあります。従って、脱水症は早期に発見して、早期に適切な治療を受けることが大切なのです。

引用:味の素
のどの渇きやめまい、しびれ等を感じたら脱水症状が進行していますので、早急に対処する必要があります。場合によっては、医師の診察を受けることをおすすめします。

下痢の時に水分補給が大切な理由とは

 

前項で記載したように、下痢を起こした時には大量に水分や電解質が失われているため、それらを補給する必要があります。

下痢をしている時でも、腸は水分や塩分、糖分などを吸収する力がありますので、脱水症にならないように水分補給に適した飲み物を適量摂るようにしてください。

水分補給には何を摂ればいい?!

失った水分だけではなく、電解質も補わなければならないので、それらが含まれた飲み物を摂取することが望ましいです。

  • 経口補水液
  • スポーツドリンク
  • 味噌汁の上澄み など

経口補水液とは、食塩とブドウ糖を水に溶かしたものであり、水分・電解質を補うのに適しています。

大塚製薬のOS-1(オーエスワン)が有名で、よくドラッグストアなどにも置いてあるのを見かけます。

経口補水液OS-1

スポーツドリンクも水分補給に適していますが、商品によっては糖分が多い場合があるので、過剰摂取しすぎないように気を付けてください。

(浸透圧の関係で、下痢の症状が中々治まらない状態になる可能性があります。)

味噌汁の上澄みは、あくまで汁のみを適量摂るようにし、具は回復の兆しが見えるまでできるだけ控えるようにしましょう。

水分補給時における注意点

水分補給の方法も大切で、ただやみくもに水分を取ることは症状が改善しないだけではなく、悪化してしまう事態にもなり得ます。

  • 水を大量に飲まない。
    電解質がほとんど含まれていない水を大量に飲むことにより、体液が薄まってしまいます。それにより、体内の電解質濃度のバランスを保つため利尿作用が促され、さらに水分や電解質を失うことになります。
  • 冷たい飲み物を飲まない。
    冷たい状態の飲み物を飲むと腸を刺激してしまいます。
    吸収されやすい常温か温かい飲み物を摂るようにしましょう。
  • 少しの量を様子を見ながらこまめに摂るようにする。
    水分補給の時に、一気に飲んでしまうと充分に水分を吸収することができません。また、腸を刺激して症状を悪化させてしまうことがあるので、少量ずつを様子を見つつこまめに摂取するようにしましょう。

経口補水液のレシピ

 

酷い下痢で水分補給が大切なのはわかるけど、

「家に経口補水液やスポーツドリンクが無い!」

「しかも近くに買いに行けるようなドラッグストアやスーパーが無い!!」

という方もいらっしゃると思います。

私自身も以前下痢に襲われた時にそのような事態になりました。

しかし、そのような非常時に、経口補水液はご家庭にあるもので簡単に手作りすることができますのでご安心ください。

そのレシピを記載しておきます。

経口補水液の作り方
  1. 水:500ml(常温)
  2. 塩:小さじ4分の1(1.5g)
  3. 砂糖:大さじ2杯+3分の1(20g)

砂糖と塩を容器(空のペットボトルなど)に入れてから水を注ぎ、混ぜる。全て溶けたら完成です。

アレンジとして、レモン果汁を少量入れると多少飲みやすくなりますが、果汁が入ることにより糖濃度が上がり、浸透圧が高くなり、水分吸収が悪くなります。

あくまで飲みやすくするための風味付けとして、少量に留めておいてください。

また、手作りの経口補水液は食中毒を防ぐという観点から、作ったらその日中に飲むようにし、余ってしまったとしても廃棄し、翌日また新しく作るようにしましょう。

原因により、下痢を出し切る必要がある

 

下痢の状態はとても辛いので、状況により下痢止めの薬に頼ってしまいたくなることもあると思います。

下痢止めの薬は、腸に直接作用し、蠕動運動を抑える働きがあります。

しかし、原因によっては下痢を出し切って、お腹で悪さをしているものを体外に排出する必要があることがあります。

細菌、ウイルスに感染した場合、下痢は原因物質や毒素を排出する生理反応なので、薬で止めてしまう事により腸内に感染が蔓延し、治りが遅くなってしまう可能性があります。

食中毒や、ノロウイルスなどにかかったら、下痢止めを使用せず原因となっている悪いものを排出し、こまめな水分補給を心掛けるようにしましょう。

また、あまりにも症状がひどい場合は病院を受診しましょう。

私も以前、胃腸炎に感染してしまったのですが、その時に医者から対処法を聞きました。

できるだけ排便によってウイルス(検査をしていないので細菌の可能性もあります。)を排出し、経口補水液などを少しずつ摂取し、食事は落ち着いてから消化にいい物を少しずつにしてくださいと言われました。

その時に、出来るだけ早く出し切るための浣腸と整腸薬を処方され、症状は2日ほどで落ち着きました。

受診前は体のしんどさに加え、のどの渇きがありましたが、医者の指示通り常温の経口補水液を30分おきくらいのペースでちょこちょこ摂取し、できる限り安静にすることで、自分が思っていたよりも少し早く改善したのかと思います。

まとめ

 

下痢になってしまった時の注意点

  • 下痢の時には、大量の水様便を排出することにより、体内の水分や電解質(ナトリウムやカリウムなど)も失っています。その状態で放っておくと、場合によっては脱水症状に至ってしまう事があります。
  • 脱水症状にならないようにするためには、水分補給が大切です。
  • 水分補給には、経口補水液やスポーツドリンクなどの、水分+電解質が含まれているものがベターです。
  • 水分補給のときは、常温か温かい物を少しずつこまめに摂取することを心掛けましょう。
  • 細菌やウイルスによる下痢の場合は、便を出し切って原因になっているものを排出する必要があります。

意外と身近な症状だけど、あなどれない下痢。

腹痛やトイレとお友達状態がとても辛く、出かけることはおろか家での日常生活もままならず、一刻も早く通常の生活に戻りたいですよね。

下痢は様々な原因によって引き起こされ、それぞれに対処法はありますが、いずれの場合も水分補給をきっちり行うことが大切です。

辛い症状の時でも、忘れないようにお気を付けくださいね。

突然の「ギュルルルル」が少なくなった方法

大輝


通勤電車の中、会議前、ひどい時には何もない時

「ギュルルルルル」と来たら嫌ですよね。

特に通勤電車の中ではこの世の終わりかと思うくらいの絶望感を味わいます。

私自身そんな状況でしたが、生活習慣改善と日々の健康をサポートするためにサプリを取ってみた所、「ギュルルルルル」と襲われることが少なくなりました。

詳しいことは下記記事を見てくださいね。



数日出ていなかったが生活習慣見直しとプラスαしたら出はじめた!



人によっては「数日出てない・・・」と悩んでいる方は多いと思います。

私もある時から数日出ないのは当たり前で、ひどい時はいつ出たか忘れるくらい出ないことで悩んでおりました。

しかし、それもある方法をすることにより今では以前より出ない間隔は短くなっています。

詳しいことについては、下記記事を見て下さいね。


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