便秘になるメカニズムとは!?その鍵は自律神経が関係??

突然の「ギュルルルル」が少なくなった方法

大輝


通勤電車の中、会議前、ひどい時には何もない時

「ギュルルルルル」と来たら嫌ですよね。

特に通勤電車の中ではこの世の終わりかと思うくらいの絶望感を味わいます。

私自身そんな状況でしたが、生活習慣改善と日々の健康をサポートするためにサプリを取ってみた所、「ギュルルルルル」と襲われることが少なくなりました。

詳しいことは下記記事を見てくださいね。



数日出ていなかったが生活習慣見直しとプラスαしたら出はじめた!



人によっては「数日出てない・・・」と悩んでいる方は多いと思います。

私もある時から数日出ないのは当たり前で、ひどい時はいつ出たか忘れるくらい出ないことで悩んでおりました。

しかし、それもある方法をすることにより今では以前より出ない間隔は短くなっています。

詳しいことについては、下記記事を見て下さいね。

便秘になると、お腹が苦しくなったり、体が重くなったりと、体にも心にも負担がかかりますよね。

便秘対策には「規則正しい生活をするのが良い。」と、一般的によく聞く話ですよね。

ではその具体的な理由について、みなさんは答えられますか?

そもそもなぜ便秘は起こるのでしょうか?

便秘の正しいメカニズムを知り、対策をすることは、便秘を予防する上で重要なことです。

そして、その鍵のひとつは「自律神経」だと言われています。

私も一時、頑固な便秘に悩んだことがありました。

その時の体験も合わせて、「便秘のメカニズム」「自律神経」についてお話していきますね。

便秘のメカニズムとは?

 

便秘とは、平常時に比べて便が硬く、排便回数や便量が減少した状態をいう。腸の生理的ぜん動は自律神経の影響を受けやすいために、一時的な便秘は正常人でも起きやすい。直腸の癌や狭窄によるもの、結腸癌や腹膜障害、虫垂炎によって二次的に起こるものなどの原因が考えられる便秘と、はっきりした理由を見いだせない常習性の便秘とに区別できる。

引用:ブリタニカ国際大百科事典

一般的な定義によると、便秘は

「病気によって引き起こされるパターン」と、

「自律神経や生活習慣によって引き起こされるパターン」

の2つに大きく分けられます。

病気によって引き起こされる便秘は、医療機関にかかり治療をすることが必要になります。

それでは、後者の「自律神経や生活習慣によって引き起こされる」便秘とは、どういうものなのでしょうか。

まずは「自律神経」のしくみについてお話していきますね。

自律神経とは?

 

脊椎動物の末梢神経系の一。生体の意志と無関係に、内臓・血管・腺などの機能を自動的に調節する神経系。交感神経副交感神経から成り、多くは一つの器官に対し互いに拮抗的に作用している。植物性神経系。不随意神経系。

引用:大辞林 第三版

交感神経

交感神経は、別名「昼の神経」と呼ばれています。

身体が日中に活動する上で、最適な状態をつくるために、各器官に働きかける作用があると言われています。

たとえば、瞳孔を開いて周りの景色を見やすくしたり、心臓の鼓動を速めて血液をより多く循環させたりしています。

ところが、消化器系や泌尿器系に関しては、逆に抑制する働きがあります。

これには、以下のような理由があると言われています。

副交感神経のおはなし①

【副交感神経】

精神興奮や運動に際して、唾液を分泌し、血圧・血糖を高め、皮膚・内臓の血管を収縮させて血液を筋肉・脳に集めるなど、おおむね全身の活動力を高める働きをする。

引用:大辞林 第三版

このように活動性が高まる一方消化器や泌尿器系の機能が抑制されるのはなぜなのでしょうか。

それは昔、人間がまだ狩りをしていた頃の名残だといわれています。

敵を相手に全力で闘っている時に、食事を取ったり排泄をする余裕なんてないですよね。

このようにして、人間は「闘うモード」の際は、胃腸を休めるようになったのだという説があります。

つまり、交感神経が優位になると胃腸の機能が低下し、便秘につながりやすいということになりますね。

副交感神経

【副交感神経とは】

交感神経に拮抗する神経で、両者を合わせて自律神経と呼ぶ。心臓の拍動数を抑え、多くの血管を拡張したり、胃腸管の動きを促進する作用を有し、交感神経との平衡状態を保つことにより身体の機能を保っている。

引用:精選版 日本国語大辞典

副交感神経は、交感神経とは逆に、消化器や泌尿器系の機能を促進します。

副交感神経のおはなし②

先ほどの、昔人間が狩りをしていた頃の話に戻ります。

無事に敵を倒し、狩りを終えた人間は、住処へと戻ります。

一息ついた人間は、ホッとすることで、交感神経より副交感神経が優位となります。

同時に、初めて空腹を感じ、胃腸は食事に向けて動き出すことになります。

このようにして、人間はリラックスモードの際に、胃腸を活発に動かすようになったのだという説があります。

つまり、副交感神経が優位になると、胃腸の動きが活発になり、便秘の予防や改善につながりやすいと言われています。

自律神経が乱れる原因とは?

 

交感神経副交感神経ですが、上記で説明したように正反対の働きを持っています。

簡単に言えば、自動車で例えると、交感神経「アクセル」副交感神経「ブレーキ」といった感じでしょうか。

それでは、日中ずっと交感神経が作用しているかと言えば、そうではありません。

もともと交感神経には長時間持続する機能がないようで、一説には3時間前後が持続時間の限界とも言われています。

ここで重要なのが、どちらかに偏ることがなく、二つの交感神経のバランスがとれていることです。

では、そのバランスが崩れる要因にはどのようなものがあるのでしょうか。

以下に、その一例を挙げていきます。

長時間勤務などの肉体疲労

現代社会で忙しく働く私たちにとって、「疲れたから休憩しよう。」と思っても簡単に休めない状況の方もいるのではないでしょうか。

私の場合も、つい最近そんな体験をしました。

まずは私の一日のスケジュールがどのような感じなのか、見てみて下さい。

私の場合、毎朝6時に起きて、夫のお弁当作り、洗濯などの家事をこなし、朝食をとって、9時に出社します。

12時まで午前中の仕事をして、1時間お昼休憩をとります。

午後は夕方5時まで仕事をして、場合によっては少し残業をしていきます。

そして家に帰ったら夕食の支度をして、後片付け入浴洗濯物を片付けて、一息ついたらもう22時を回っているんです。

寝るのが0時を過ぎるなんてことは珍しくありません。

私は正社員としてある企業に勤めていますが、所属する部署は比較的落ち着いていて、残業はあまりないところです。

しかし、いつも余裕があるとは限りません。

仕事には予想外のトラブルがつきものです。

先日のことなんですが、営業部から回ってきた書類に、致命的な不備がありました。

しかもそれが先方に渡った後に発覚したというので、新しく書類を作り直すことになったのです。

間が悪いことに、発覚したのは月締めの処理の最中でした。

1つずつならこなせますが、2つ同時となると時間内ではとても終わりません。

そのせいで、一週間連続で残業することになってしまいました。

バタバタした日々を送っていて、ふとお腹に目をやると、なんだかポッコリと出ていました。

私の心の声
そういえば、ここ何日か出ていなかった気がする…。

お昼休憩の時に、私はスマートフォンのアプリを開きました。

じつは私、排便日を記録するアプリスマートフォンに入れているんです。

もともと学生の頃から便秘ぎみだったのですが、さらに社会人になって忙しくなったため、いつ出たかわからなくなってしまうことが度々ありました。

そのため、数年前にこのアプリを見つけ、以来愛用していました。

いざ、開いてみたらびっくり。

私の心の声
えっ…4日間記録ナシ!?

アプリ内のカレンダーは、今日まで4日間、真っ白なままになっていました。

毎日残業の混乱の中、私はその事実にまったく気づいていなかったのです。

自律神経の乱れで便秘になる?

あらためて、アプリで最近の排便パターンを確認してみると、3日以上も出ていないのは久しぶりのことでした。

これはまずいと焦り、帰宅後にインターネットで思い当ることを調べてみました。

排便カレンダーの記録では、残業が始まって、それが連日になった頃からお通じが止まっていました。

私の心の声
仕事が忙しかったからかな?

でも、それって便秘と何の関係があるのかな…?

色々と記事を見ていると、

「ストレスによる自律神経の乱れ」

の文字が目に飛び込んできました。

ストレス自律神経か…。

そういえば聞いたことがあるね・・・。

そこで、自律神経についても調べてみると、ストレスと自律神経には深い関係があるということがわかりました。

ストレスと自律神経

ストレスは交感神経を優位にさせると言われています。

交感神経が優位になると、消化器官や泌尿器官は機能が抑制されます。

そのため腸の動きが低下し、便が排出されにくくなるといわれています。

もともと交感神経持続力のない、短距離走選手のようなものです。

ですが、現代社会では社会人である限り、普通は働かなければ生計は立てられませんよね。

職種にもよりますが、正社員である限り一般的に7~8時間もの長い時間、業務に従事する必要があります。

お昼休憩が間にあるとはいえ、8時間も長い間、緊張状態にさらされた場合どうなるでしょうか。

ましてや、残業が発生し、それが習慣化したとしたら…。

もちろん、仕事の合間にトイレ休憩腕を伸ばしストレッチをしたりと、少しだけリラックスをするタイミングはあるかもしれません。

しかし、連日の残業にや家事、睡眠不足による肉体疲労はどんどん溜まっていき、ストレスへとつながっていきます。

そして気がつけば、便秘悪化の一因になっている場合があると言われています。

残業で知らずにストレスを溜め込んでたんだなぁ…。

でも、だったらどうすればいいのかな?

どうすれば、乱れた自律神経を整えることができるんだろう…?

やっぱり毎日お腹スッキリを目指したいし。

私はこの課題に向き合い、取り組むことに決めました。

自律神経を整えるには?

 

自律神経を整えるには、規則正しい生活を送るのが良いといわれています。

そこで、

「私にも、これなら続けて取り組めそうだ。」

と思ったものを、生活の中で実践してみることにしました。

朝日を浴びる

自律神経は、体内時計に準じて動いていると言われいます。

自律神経が乱れると、体内の時計も狂ってしまうと言われています。

体内時計体温血圧ホルモンの調節など、体の様々な機能調節に関わっており、乱れると

  • 不眠
  • 肉体疲労
  • 精神的ストレス

など、様々な心身の不調につながりやすいという説があります。

そこで、乱れた体内時計をリセットするのに有効なのが、「朝日」なんです。

朝日を浴びると、体内の乱れた体内スイッチがリセットされます。

こうして、朝日を浴びることによって乱れた体内時計をリセットして、体のリズムを作り直すのです。

朝日を浴びるのが良い理由は、もうひとつあります。

目から太陽の刺激が入ると、「セロトニン」というホルモンが分泌されると言われています。

セロトニンは、脳と体を覚醒させる効果があると言われています。

このセロトニン効果で、朝から頭はスッキリ冴え体はイキイキと活動することができるようになります。

お風呂に入る

忙しいと、ついついシャワーのみにしてしまいがちですが、湯船にゆったりと浸かるのも、自律神経を整えるには効果的だといわれています。

一般的には、

「40度くらいのぬるま湯に20分ほど浸かる」

ことで、副交感神経が優位になり、リラックス効果があると言われています。

お湯の温度があまり熱すぎたり長湯をし過ぎてしまうと、今度は交感神経が活発になってしまうので注意して下さいね。

質の良い睡眠

寝る前にスマートフォンなどを見てしまうと、ブルーライトやその情報量の多さで、交感神経を刺激してしまうと言われています。

なので、寝る前はあまりテレビやスマートフォンを見ないようにすることをおすすめします。

就寝前にリラックスするためには、ヒーリングミュージックなどゆったりした音楽を聴くのもいいかもしれません。

また、お昼に15分~30分くらいの昼寝をするのも、自律神経には良いという説もあります。

午前中に働いた脳や自律神経をリセットし、頭をスッキリさせる効果があると言われています。

忙しくても、心にゆとりを持つ

 

1週間仕事でバタバタしていましたが、書類の修正目処がやっとたちました。

時間に少しゆとりができたから、今日からさっそくできることから始めてみようかな。

まず。今日はちゃんと時間をかけてお風呂に入ろうと思いました。

お風呂上りにいつもスマートフォンを覗いていましたが、それをしないように、入る前にあえて電源を切っておきます。

40度のお風呂も最初は「ぬるいかな?」と思いましたが、肩まで20分も浸かっていると体全体がほどよく温かくなって、その後は体が少し軽くなったように感じました。

スマートフォンを見ないと決めたので、テレビのニュースを夫と一緒に見て、その後すぐに横になりました。

いつもは寝つくのに少々時間がかかっていたのに対して、この日は気がつくとすぐに寝入っていたようでした。

今思うと、消灯後も眠れるまでスマホをいじることが多かったので、ブルーライトの影響があったのだと思います。

そして翌朝、目覚ましが鳴ると同時に、私はスッキリと目が覚めました。

今まで毎朝重苦しかった体がとても軽く感じられます。

爽快な気分とともに、寝室のカーテンを開け、太陽光を部屋に取り入れます。

夫「あれ…もう朝…??」

そうだよ。おはよう!!

まだ寝ぼけている夫を残して、私は張り切って朝の準備に取り掛かります。

出社したら、月末処理と書類の修正の追い込みです。

いくら目処がついたと言っても、忙しさには変わりなく、気が抜けません。

ですが、先週に比べて少し頭がスッキリしているような気がしました。

お昼休みにちょっと昼寝でもしてみようかと思いましたが、さすがにランチのための外出と両方するのは時間的には無理でした。

その代わり、いつもいじってしまっていたスマートフォンを極力触らず、同僚とのおしゃべりやランチを楽しむように心がけました。

ちなみに、「セロトニン」は別名「幸せホルモン」とも呼ばれ、美味しい物を食べたり人とおしゃべりすること活発になるとも言われているんですよ。

この日もまた残業になりそうだったので、こまめにトイレに行って軽くストレッチをしてから、デスクに戻るようにしました。

このようにして過ごすこと、数日。

仕事量が元通りになると同時に、滞っていたお通じが戻ってくるようになりました。

最近は、仕事とプライベートのメリハリもついたような気がするね。

「自律神経を整える」というよりも、「自律神経をいたわる」って感じ!

これからも無理しないように続けていきたいなぁ。

今回の経験を通して、私が得た実感です。

まとめ

 

  • 便秘は、「病気によって引き起こされるパターン」と「生活習慣や自律神経によって引き起こされるパターン」がある
  • 腸の働きは、自律神経の影響を受けやすい
  • 自律神経には、活発に体を動かす交感神経と、体を休める副交感神経がある
  • 長時間労働によるストレスなどで自律神経が乱れると、交感神経が優位になり、便秘につながる場合がある
  • 対策にはゆっくり入浴する、質のよい睡眠をとる、朝日をしっかり浴びる
  • 生活リズムを整えることが自律神経を整えることには重要と言われている。

忙しい私たち現代人は、知らない間に自律神経を酷使しがちなのかもしれません。

今までの生活を見直してみて、

「夜更かししているかな?」

「スマホに頼り過ぎかな?」

と思った場合は、あえて何もせず、何も考えない、ゆっくりする時間を作ってみるのもいいかもしれませんね。

突然の「ギュルルルル」が少なくなった方法

大輝


通勤電車の中、会議前、ひどい時には何もない時

「ギュルルルルル」と来たら嫌ですよね。

特に通勤電車の中ではこの世の終わりかと思うくらいの絶望感を味わいます。

私自身そんな状況でしたが、生活習慣改善と日々の健康をサポートするためにサプリを取ってみた所、「ギュルルルルル」と襲われることが少なくなりました。

詳しいことは下記記事を見てくださいね。



数日出ていなかったが生活習慣見直しとプラスαしたら出はじめた!



人によっては「数日出てない・・・」と悩んでいる方は多いと思います。

私もある時から数日出ないのは当たり前で、ひどい時はいつ出たか忘れるくらい出ないことで悩んでおりました。

しかし、それもある方法をすることにより今では以前より出ない間隔は短くなっています。

詳しいことについては、下記記事を見て下さいね。


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