便秘の人がお茶を飲む理由!?お茶の驚くべき成分と働きとは?

突然の「ギュルルルル」が少なくなった方法

大輝


通勤電車の中、会議前、ひどい時には何もない時

「ギュルルルルル」と来たら嫌ですよね。

特に通勤電車の中ではこの世の終わりかと思うくらいの絶望感を味わいます。

私自身そんな状況でしたが、生活習慣改善と日々の健康をサポートするためにサプリを取ってみた所、「ギュルルルルル」と襲われることが少なくなりました。

詳しいことは下記記事を見てくださいね。



数日出ていなかったが生活習慣見直しとプラスαしたら出はじめた!



人によっては「数日出てない・・・」と悩んでいる方は多いと思います。

私もある時から数日出ないのは当たり前で、ひどい時はいつ出たか忘れるくらい出ないことで悩んでおりました。

しかし、それもある方法をすることにより今では以前より出ない間隔は短くなっています。

詳しいことについては、下記記事を見て下さいね。

日本人は年齢や性別を問わずよくお茶を飲みます。

コンビニの飲料水コーナーには多種多様なお茶が並び、ほとんどの自宅にはお茶があるのではないでしょうか。

昔から日本において馴染みの深い「お茶」が現在、意外なところで注目されています。

便秘の方がお腹をスッキリさせるためにお茶を飲んでいるという噂があるのです。

お茶には色々な成分が含まれていて体に良いとはよく聞きます。

本当に便秘の方におすすめできるのでしょうか。

日本人とお茶の関わり

 

日本人でお茶を飲んだ事がない人は少ないのではないでしょうか。

好き嫌いさえ感じる隙もなく、昔から当然のように食卓や外出先で出されます。

日本人はいつからお茶を飲むようになったのでしょう。

戦国時代には既に千利休が出てきますし、相当な歴史がある事は想像できます。

お茶は紀元前2700年頃の中国の書物である「神農本草経」に登場しています。

日本においては平安初期の西暦815年の段階で書物によりお茶の存在が確認されています。

当時のお茶は大変貴重なもので、一部の限られた人しか口にできなかったようです。

千利休が西暦1500年代なのを考えてもお茶の歴史の長さが分かります。

お茶の種類

 

お茶といっても色々な種類があり、現在では多くの商品が販売されています。

いったい「お茶」とは何なのでしょうか。

茶とは、チャノキ(ツバキ科に属される常緑樹)の茎や葉を加工し、水や湯で抽出したもの」になります。

昔から馴染みの深い緑茶や抹茶は勿論ですが、紅茶もチャノキが原料です。

味も色も全く異なる緑茶と紅茶が同じ原料という事に驚かれる人は多いのではないでしょうか。

現在ではチャノキ以外の植物や動物由来の飲み物も「〇〇茶」として浸透しています。

よく聞くものとして、ハーブ茶や黒豆茶などがチャノキ以外の茶になります。

自然界由来の飲み物が「〇〇茶」になるのであれば何でもお茶になりそうですね。

チャノキから作られるお茶にも色々な種類があります。

聞きなれた名前が多いと思いますが全てチャノキが原料です。

代表的なお茶の種類と製法
  • 緑茶、抹茶・・・発酵させてないお茶
  • 青茶(烏龍茶)・・・茶葉の発酵途中で加熱し、発酵を止めたお茶
  • 黒茶(プーアル茶)・・・麹菌によって発酵させたお茶
  • 紅茶・・・完全発酵させたお茶

昔から馴染みのあるお茶の殆どが同じ原料だった事に驚かされます。

お茶は発酵の過程や製法によって幾つかの種類に分かれます。

「紅茶にはダージリンとかアッサムとか色々種類があるじゃないか。」

そう思われる方もいるでしょう。

確かに紅茶にはアールグレイやダージリンなど多種多様な種類があります。

紅茶専門店に行けば数えきれない数の種類があり、香りも色も異なります。

それらの違いは何なのか。

それは原料や発酵の違いではなく、作られる地域や製法の違いになります。

アールグレイであればベルガモットの香料を付けてあるというように、地域によってさまざまな工夫があり、多くの品名に分かれるのです。

お茶の成分と便秘の関係

 

お茶には色々な成分が含まれています。

驚くべきは原料が同じチャノキでも発酵や製法の違いによって味や香りだけでなく、含まれる成分まで異なることです。

つまり「お茶」は種類によって働きが違うのです。

この成分の違いは便秘への働きにも関係しているのです。

お茶にはどのようなお腹に働く成分が含まれているのでしょう。

食物繊維

食物繊維には水溶性と不溶性があります。

水溶性食物繊維は水に溶ける食物繊維で便を柔らかくして排便を楽にします。

不溶性食物繊維は腸内の水を吸収して膨らみ、腸内を刺激する事で排便を促します。

便秘に対しては水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を効率よくとる事が大切であると言われています。

お茶の葉は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維を含み、特に不溶性食物繊維が豊富に含まれます

しかし不溶性食物繊維は水に溶けません。

そのためお茶を急須で入れて飲んだだけでは不溶性食物繊維は茶葉に残ったままになり、効率よくとる事が出来ません。

不溶性食物繊維をとるためには、茶葉を粉末にした抹茶がおすすめです。

最近では茶こしを使わない粉末状のお茶も販売されています。

こういったお茶であれば飲むことで不溶性食物繊維を摂る事ができます。

また、茶葉を料理に使う事もおすすめできます。

水溶性食物繊維はお茶の種類によって含まれている量が異なります。

水溶性食物繊維は黒茶や紅茶に多く含まれ、緑茶や青茶(代表的なのでウーロン茶)には少ないです。

特に黒茶(代表的なのでプーアール茶)は他のお茶より多く含まれています。

便を柔らかくしたい方には黒茶(プーアール茶など)や紅茶を飲むことをおすすめします。

烏龍茶ポリフェノール

ポリフェノールと聞くとワインやブルーベリーを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

ポリフェノールは多くの植物に含まれる色や苦味の元となる成分で、多くの種類があります。

目に良いとされるブルーベリーの「アントシアニン」などもポリフェノールの一種です。

お茶の中には幾つものポリフェノールが含まれていて、「茶ポリフェノール」と「烏龍茶ポリフェノール」が代表的なものになります。

便秘の方に注目して頂きたいのが烏龍茶ポリフェノール(重合カテキン)です。

烏龍茶ポリフェノールは腸を刺激して腸の動きを活発にする事で排便を促す働きが期待できます。

また脂肪の吸収を抑える働きをすることで、便中の油分が増えて便を出しやすくします。

近年注目されている黒烏龍茶は烏龍茶ポリフェノールを多く含むお茶です。

黒烏龍茶を見た事があれば分かると思いますが、黒に近い茶色をしています。

この色の成分が烏龍茶ポリフェノールです。

烏龍茶ポリフェノールは名前の通り烏龍茶(青茶)にしか含まれていません。

カフェイン

コーヒーのイメージが強いカフェインですが、実は緑茶を含めた全てのお茶にカフェインは入っています。

「子ども向け」と書かれたお茶を見た事があるでしょうか。

子ども向けのお茶には「カフェイン抜き」などの表示がされています。

それ程お茶にはカフェインが多く含まれているのです。

特に多く入っているのが紅茶と黒茶になります。

「排便」という意味においてカフェインはプラスにもマイナスにも働きます。

カフェインは腸を刺激して排便を助ける働きがあります。

その他にもカフェインを取ることで消化の促進や疲労回復も期待できるようです。

しかしカフェインには注意が必要な点もあります。

コーヒーやお茶を飲むと尿意を感じてトイレが近くなる経験はありませんか?

気のせいではありません、これはカフェインの利尿作用によるものです。

水分を体外に出すと脱水気味になり、便の水分も減ります。

便の水分が減ることにより逆に便秘になる恐れもあるのです。

何事も摂り過ぎは良くないという事です。

タンニン

お茶を飲んで「渋い」と感じた事はありませんか?

このお茶の渋さはタンニンからきています。

タンニンは多くの種類のお茶に入っていて、特に紅茶と烏龍茶は多くのタンニンの含みます。

お茶の成分としてよく聞くカテキンはタンニンの一種で、これもポリフェノールです。

タンニンは「腸の収れん作用」により胃腸の調子を整える働きがあります。

「腸の収れん作用」とは、腸の余計な運動を抑えることを言います。

つまりタンニンを取り過ぎて腸の動きを抑えすぎると、便秘を悪化させてしまう恐れがあります。

カフェインと同じように、タンニンも取り過ぎる事で便秘の悪化に繋がります

便秘にはどのお茶が良いのか

 

日本人にとってお茶は水に近い感覚で飲む身近な飲み物です。

日常的に飲むお茶だからこそ、お茶でお腹がスッキリするのであれば嬉しいですよね。

お茶には色々な成分が入っていますが、お茶の種類で成分が変わります。

一般的なお茶の中で便秘の方に一番おすすめするのは烏龍茶ポリフェノールの多く入った烏龍茶です。

食物繊維やカフェインは紅茶の方がより多く入っていますが、排便を助ける働きという意味ではお茶の中では烏龍茶ポリフェノールの入っている烏龍茶が一番です。

「トクホ」という言葉を聞いたことがありますか?

特定保健用食品の略で、国が有効性や安全性を科学的根拠をもとに許可を出した食品になります。

烏龍茶ポリフェノールの入った一部の烏龍茶は、このトクホの指定を受けて「食事による脂肪の吸収を抑えて排出を増やす」という表記を許されています。

薬ではなく食品ではありますが、科学的に効果が実証されていると言えます。

薬局などで「便秘の方に飲んで頂きたいお茶」として市販されているお茶があります。

このようなお茶の多くはお茶成分以外にも色々な物が混ざったものが殆どです。

チャノキ由来のお茶だけでなく、漢方薬の成分や乳酸菌が混ざった物などもあります。

チャノキ由来でない便秘におすすめのお茶
  • ごぼう茶
  • ゴールドキャンドル(ハーブ由来)
  • ルイボスティー(ハーブ由来)
  • 玄米茶

初めから粉末になっていて不溶性食物繊維が多く取れる物もあります。

現代ではお茶の一種と言えますが、サプリに近い商品が多いように感じます。

お茶の飲み方とは?

 

「お茶は喉が渇いた時に飲む香りつきの水」

私の中では水もお茶も同じようなものでした。

似た感覚を持つ方も多いのではないでしょうか。

そんなお茶には驚くべき成分や働きがありました。

では排便を促すお茶の飲み方や飲む量の目安はあるのでしょうか。

いつ飲むのか

お茶には腸を刺激する働きを持つ成分が入っています

またお茶の殆どは水です。

人間の腸が一日のうちで一番動くのは起床時から朝食後30分の間になります。

寝起きにコップ1杯のお茶を飲む事で腸の動きを助けて排便を促します。

人は寝ているだけでコップ一杯の汗をかくといいます。

寝起きの体は脱水になっていて水分が足りない状態です。

そんな時に水分を取ることは便秘に対してだけでなく体にも良いと言えます。

飲む量は?

お茶は薬ではないため決められた用量はありません。

しかしお茶に含まれているカフェインにはWHO(世界保健機関)により、一日の摂取量が300㎎までが良いとされています。

緑茶のカフェイン量は100g辺り20㎎と言われています。

紅茶は緑茶よりカフェイン含有量は多いですが、それでも10杯以上飲める事になります。

お茶の温度は?

お茶は季節によって飲む温度を変える変わった飲み物です。

夏は冷茶にして、冬は温茶で飲む人は多いのではないでしょうか。

便秘の方は、寝起きにコップ1杯の温かいお茶を飲むと良いでしょう。

温かいお茶は便秘で硬くなった便を柔らかくしてくれます。

腸の動きも温茶の方が冷茶より活発になります。

温度としては50℃位が良いとされています。

お茶としては少しぬるく感じますが、飲みやすくお腹に優しい温度になります。

温かいお茶は香りによるリラックス効果も加わり副交感神経を刺激します。

副交感神経は食欲増進や消化吸収を助ける働きがあるため腸の動きを活発にします。

季節にもよりますが、お茶の温度を変えて飲んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

 

日本人に馴染みの深いお茶にはお腹をスッキリさせる成分が幾つも入っていました。

お茶の歴史は長く、中国では紀元前から飲まれていたようです。

今ではこそチャノキ以外の植物や動物由来のものも「〇〇茶」として出ていますが、お茶とは元来、チャノキの茎や葉を加工し、水やお湯で抽出した飲み物です。

そのお茶の違いは『発酵させているか否か』と『発酵方法』によるものです。

味も香りも全く違う緑茶と紅茶が同じチャノキから作られていることには驚きです。

同じ原料から作られたお茶でも、お茶の種類によって成分に違いがあります。

お腹に働くお茶の成分
  • 食物繊維・・・水溶性と不溶性があり、黒茶、紅茶、抹茶に多い
  • 烏龍茶ポリフェノール・・・腸を刺激し排便を促す。烏龍茶のみに入っている
  • カフェイン・・・腸の刺激と利尿作用により排便に影響する。全てのお茶に入っている
  • タンニン・・・収れん作用により、取り過ぎると便秘になる。全てのお茶に入っている

お茶の中で腸を刺激し、脂肪の吸収を抑える働きが最も期待できるのは烏龍茶です。

チャノキ以外の排便を助けるお茶として「ゴボウ茶」「ゴールドキャンドル」「玄米茶」「ルイボスティー」などがあります。

排便を助ける飲み方としては、寝起きに温茶(50℃位)をコップ一杯飲むことがおすすめです。

一日に飲むお茶の量に関しては厳密な決まりはありませんが、お茶に含まれるカフェインやタンニンは取り過ぎると便秘の原因になります。

「過ぎたるは及ばざるが如し」

毎日お茶を適量飲んでみてはいかがでしょうか。

突然の「ギュルルルル」が少なくなった方法

大輝


通勤電車の中、会議前、ひどい時には何もない時

「ギュルルルルル」と来たら嫌ですよね。

特に通勤電車の中ではこの世の終わりかと思うくらいの絶望感を味わいます。

私自身そんな状況でしたが、生活習慣改善と日々の健康をサポートするためにサプリを取ってみた所、「ギュルルルルル」と襲われることが少なくなりました。

詳しいことは下記記事を見てくださいね。



数日出ていなかったが生活習慣見直しとプラスαしたら出はじめた!



人によっては「数日出てない・・・」と悩んでいる方は多いと思います。

私もある時から数日出ないのは当たり前で、ひどい時はいつ出たか忘れるくらい出ないことで悩んでおりました。

しかし、それもある方法をすることにより今では以前より出ない間隔は短くなっています。

詳しいことについては、下記記事を見て下さいね。


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