突然の「ギュルルルル」が少なくなった方法
数日出ていなかったが生活習慣見直しとプラスαしたら出はじめた!
人によっては「数日出てない・・・」と悩んでいる方は多いと思います。
私もある時から数日出ないのは当たり前で、ひどい時はいつ出たか忘れるくらい出ないことで悩んでおりました。
しかし、それもある方法をすることにより今では以前より出ない間隔は短くなっています。
詳しいことについては、下記記事を見て下さいね。
この前、群馬県のこんにゃく工場に見学に行きました。
皆さんご存知の通り、群馬県は日本の中で一番こんにゃくを生産している県です。
工場見学では、こんにゃく畑はどのようなものなのか、こんにゃく芋からどのようにこんにゃくが作られるのかがわかりやすく説明されていて、とても面白かったです。
しかも、最後に試食のコーナーがあるのです。
そこには様々な種類のこんにゃくがいろいろな調理法で並んでいて、バイキング形式で楽しむことができます。
普段私はこんにゃくを煮物くらいにしか使わないので、
『こんな調理法もあったのか!』
と、とても勉強になりました。
そして、調理担当の方から非常に興味深い話を聞きました。
それは、
『こんにゃくは、ほかの野菜と一緒に調理したほうが便秘には効果的』
だという話です。
なぜ、他の野菜と調理したほうが効果的なのでしょうか。
目次
食物繊維をバランスよくとることが便秘解消の近道になる?
バランスよく食物繊維をとることでお腹が重苦しい状態を解消できる
という説があるのをご存知ですか?
多くの方は、こんにゃくが便秘に効果的というイメージをお持ちですよね。
私もこんにゃくは食物繊維が豊富な食品なので、食べればお腹の重苦しさが解消されると思っていました。
そのため、便秘になった時には、積極的にこんにゃくを食べるようにしていたのですが、
効果はいまひとつ、出たりでなかったりの日々が続いていました。
『なぜ、こんなに沢山食物繊維をとっているのに便秘が解消されないのだろう?』
私は不思議に思い、少しこんにゃくの食物繊維について調べてみることにしました。
するとわかったのですが、
こんにゃくは一部の商品を除き、不溶性食物繊維のみが含まれる食品
なのだそうです。
食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の二種類があります。
しかし、こんにゃくは『不溶性食物繊維しか持たない食品』なので、バランスよく食物繊維をとることで、お腹が重苦しい状態を解消できると言われている事を、私は実行することができていませんでしたよね。
勉強不足でした。
調理担当の方が言っていた
『こんにゃくは、ほかの野菜と一緒に調理したほうが便秘には効果的』
という言葉は、
こんにゃくのもつ食物繊維だけではなく、ほかの野菜などからも、食物繊維をとることで『バランスよく食物繊維を摂取できる』ので、お腹が重苦しい状態の時には効果的
というところからきているわけですね。
では、二つの食物繊維を簡単に説明していきますね。
不溶性食物繊維
一部の商品を除くこんにゃくが持つ不溶性食物繊維は、水に溶けにくい性質があります。
そのため、何も考えずに食べすぎてしまうと、便が固くなりすぎてしまうので便秘の原因につながる恐れがあります。
しかし、よく噛んで食べることでお腹の中の水分を吸収するようになるので、不溶性食物繊維自体が膨らみ、便のかさが増えるのだそうです。
便のかさが増えればおのずとトイレに行きたくなりますよね。
【穀類】大麦、トウモロコシ、小麦粉
【豆類】大豆、いんげん豆、えんどう豆
【野菜類】ごぼう、ほうれん草、たけのこ、だいこん
水溶性食物繊維
水溶性食物繊維は、その字の通り水に溶けやすく、お腹の中の水分を吸収して、便を柔らかくしてくれるそうです。
果実類や海藻類に含まれることが多く、ねばねばとしているのが特徴で、そのねばねばに老廃物や毒素を吸収して便と一緒に排出する効果があるといわれています。
【海藻類】寒天、わかめ、昆布
【キノコ類】シイタケ、シメジ、エノキ
食物繊維は一日にどの位必要?
では、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維はどのくらいの割合で体に取り入れるのが良いのでしょうか。
一般的に不溶性食物繊維2に対して、水溶性食物繊維が1の割合で体に取り入れると腸の状態が良くなるといわれています。
日本人の食事摂取基準(2015年版)によると、成人男性で一日に約20g以上の食物繊維が必要ということでした。
つまり、不溶性食物繊維を14g程、水溶性食物繊維を7g程の量を毎日体に取り入れることができれば、お腹の状態を健康に保つことができるのかもしれませんね。
ちなみにこんにゃく100gあたり(分厚いおでん用のこんにゃく2枚分程度)には、約2.2gの不溶性食物繊維が含まれているようです。
一日に必要な量の不溶性食物繊維をすべてこんにゃくで補おうと思ったら、分厚いおでん用のこんにゃくを14枚も食べなくてはいけない計算になります。
いくらこんにゃく好きの方でも、こんなに食べられないですよね(汗)
特にこんにゃく自体はあまり味のない食べ物なので、すぐに飽きてしまいます。
そのため、味の面でもほかの野菜や食材と一緒に調理して、こんにゃくを食べやすくするのが大切なのかもしれません。
沢山の食材と調理すれば、こんにゃく以外からも食物繊維を体に取り入れることができるので、一石二鳥です。
日本人は一日に必要な食物繊維を食べることができていない?
先ほど、成人男性ならば、一日に約20g以上の食物繊維をお腹に取り入れるのが良いという話がありました。
日本人の多くは、この摂取目安量をクリアすることができているのでしょうか。
2013年に行われた国民健康・栄養調査によると、
残念ながら日本人が一日に平均的に摂取できている食物繊維は14.2g
だったそうです。
全世代・全性別を合わせた結果なので、成人男性に限った話ではないのですが、若い世代の方では一日の平均摂取量が12g程度という結果も出ているようです。
つまり、日本人全体が食物繊維の摂取目安量をクリアできていないのかもしれませんね。
どうして若い人ほど平均摂取量が少ないのかといいますと、若い方が好んで食べるファーストフードなどには、あまり食物繊維が含まれないからだそうですよ。
特に若い方で便秘に悩む方がおりましたら、一度、毎日の食事を見直すのが良いのかもしれません。
現代人は水溶性食物繊維が不足している?
『不溶性食物繊維2:水溶性食物繊維が1』
の割合を意識して食べると、お腹の健康に良い食物繊維ですが、多くの人が食物繊維自体の一日の摂取目安量をクリアすることができていないということも知りました。
その中でも特に、水溶性食物繊維を食べる機会が少なくなっているようです。
元々、水溶性食物繊維を含む食材が少ないということもありますが、特に一人暮らしが増えた現代人の、日本食離れや果物離れが影響して、このような現象が起きているようです。
『最近自分で作ったお味噌汁を飲みましたか?』
『お味噌汁を作るときの具といえば、わかめや、キノコを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?』
お味噌汁の具には海藻類やキノコ類を選んで入れる方も多いと思います。
一人暮らしだとなかなか自炊をしないので、そういった水溶性食物繊維を含む食品から離れてしまいがちなのです。
果物も、すごく好きという人以外は、お値段も張るものなので、一人暮らしだとなかなか手が出ませんよね。
なので、お腹の健康のために、気を付けて食物繊維をとっているという方でも、なかなか水溶性食物繊維はとれていないことがあるのです。
こんにゃくも、一部の商品を除いて不溶性食物繊維だけが含まれている食品なので、他の食材と一緒に食べて、お腹の重苦しい状態を解消してくれる効果を高める必要があるのです。
水溶性食物繊維が含まれるこんにゃくもある?
先ほど、一部の商品を除きこんにゃくは不溶性食物繊維のみが含まれる食品という話をしましたが、
水溶性食物繊維が含まれるこんにゃくもあるのでしょうか?
実は、本来こんにゃくに含まれている食物繊維は、水溶性食物繊維なのです。
こんにゃくの食物繊維は、グルコマンナンという成分の中に入っています。
このグルコマンナンが水溶性食物繊維です。
しかし、こんにゃくを固めるときに使う凝固剤が、グルコマンナンを不溶性食物繊維へと変化させてしまうのだそうです。
一般的な凝固剤を使用せずに、寒天などを使ってこんにゃくを固める方法もあります。
凝固剤不使用の方法で作られたこんにゃくであれば、こんにゃくは水溶性食物繊維を持つ食品のままなのです。
皆さんもスーパーで、こんにゃくによって作られたゼリーを見たことがありますよね?
あれが、凝固剤不使用のこんにゃくです。
歯ごたえがあってとっても美味しいですよね。
実際にそういう商品があるのならば、すべてのこんにゃくを凝固剤不使用の方法で作ればいいような気がします。
ただ、凝固剤を使わずに作った、こんにゃくは熱を加えると溶けてしまうという欠点があり、現在商品化されているのは、ゼリーなどの冷やした状態で食べることを目的とした商品だけなのだそうです。
水溶性食物繊維を気軽にとることができない食生活を送る人が多い現代なので、これから技術が発達して、こんにゃくのすべてが水溶性食物繊維を含むものになればよいですよね。
お通じに良いこんにゃく料理
では、どのようなこんにゃく料理を食べれば、便が排出されやすくなるのでしょうか。
- 温かいこと(お腹が温まると調子が良くなることが多いです)
- 水分をたくさん含んでいる(便秘は水分が足らず起きていることが多いです)
- 食物繊維のバランスがよいこと(具だくさんな料理だと、必然的にバランスもよくなります)
- 飽きずに食べることができる(こんにゃく料理は和食が多いイメージなのでそれを払拭できるもの)
の4つです。
これらを踏まえて、私が最近よく作る、こんにゃく料理をいくつかご紹介しますね。
お腹が重苦しい時には、お腹の水分バランスが崩れていることも多いので、食物繊維と一緒にたっぷりの水分が取れる汁物はとてもおすすめなのです。
・お味噌汁
(こんにゃく・野菜・キノコ類・海藻類をたっぷり入れて作る)
・こんにゃくや野菜たっぷりの味噌煮込みうどん
(うどんも小麦粉からできているので不溶性食物繊維もしっかりとれている)
いろいろな野菜とこんにゃくを一緒に煮ると、野菜の甘みがこんにゃくに染み込み、飽きずに沢山食べることができます。
また、お肉類を一緒に煮れば、お肉のうまみも染み込むのでおすすめです。
私は鳥の手羽先をよく一緒に煮ます。
出汁とお醤油だけの味に飽きてしまったら、ポン酢で煮るのもおすすめです。
さっぱりするのでとっても美味しいですよ。
と思われる方も多いですよね。
そんな方におすすめしたいのが、『こんにゃくのから揚げ』です。
めんつゆにしばらく漬けておいたこんにゃくに、小麦粉をまぶしてあげるだけ、鶏肉のから揚げよりもヘルシーですし、メインを張れる料理です。
添え物にキャベツなどの野菜を付ければ、沢山の食物繊維もとれます。
水溶性食物繊維が含まれている、甘いタイプのこんにゃくを、ミキサーでクラッシュさせてジュースにすれば、お腹に優しいおやつに早変わりです。
100パーセントのリンゴジュースなどと一緒に混ぜれば、より沢山の水溶性食物繊維をお腹に取り入れることができます。
こんにゃくは固いのでのどに詰まりやすいという難点がありますが、クラッシュさせれば、のどに詰まる心配がないので、小さなお子さんのおやつにも安心ですね。
良かったら、試してみてくださいね。
まとめ
今回は、こんにゃくとほかの野菜を一緒に食べると、お腹の重苦しさを解消する効果が高まるらしいという話を聞き、いろいろと調べてきました。
- 一般的なこんにゃくには不溶性食物繊維しか含まれていない
- 不溶性食物繊維2:水溶性食物繊維1で体に取り入れるとお腹の調子が整えられる
- 現代人には水溶性食物繊維が足らない
- こんにゃくに足らない水溶性食物繊維を補うために、ほかの野菜と調理をするのがよい
- こんにゃくの商品の中には、水溶性食物繊維を含むものもある
- バランスの良い調理法の紹介
ということがわかりました。
いくら食物繊維をとっても、そのバランスが悪いと便秘解消にならないなんて驚きですよね。
これからは、しっかりと食物繊維のバランスも考えて日々の食事に取り入れたいと思います。
もちろん、食物繊維のコントロールだけで、便秘が治る訳ではありませんのでご注意くださいね。
栄養バランスの良い食事と、適度に水分補給をし、継続的に運動を行うことが一番の対策になります。
突然の「ギュルルルル」が少なくなった方法
通勤電車の中、会議前、ひどい時には何もない時に
「ギュルルルルル」と来たら嫌ですよね。
特に通勤電車の中ではこの世の終わりかと思うくらいの絶望感を味わいます。
私自身そんな状況でしたが、生活習慣改善と日々の健康をサポートするためにサプリを取ってみた所、「ギュルルルルル」と襲われることが少なくなりました。
詳しいことは下記記事を見てくださいね。
数日出ていなかったが生活習慣見直しとプラスαしたら出はじめた!
人によっては「数日出てない・・・」と悩んでいる方は多いと思います。
私もある時から数日出ないのは当たり前で、ひどい時はいつ出たか忘れるくらい出ないことで悩んでおりました。
しかし、それもある方法をすることにより今では以前より出ない間隔は短くなっています。
詳しいことについては、下記記事を見て下さいね。
通勤電車の中、会議前、ひどい時には何もない時に
「ギュルルルルル」と来たら嫌ですよね。
特に通勤電車の中ではこの世の終わりかと思うくらいの絶望感を味わいます。
私自身そんな状況でしたが、生活習慣改善と日々の健康をサポートするためにサプリを取ってみた所、「ギュルルルルル」と襲われることが少なくなりました。
詳しいことは下記記事を見てくださいね。