突然の「ギュルルルル」が少なくなった方法
数日出ていなかったが生活習慣見直しとプラスαしたら出はじめた!
人によっては「数日出てない・・・」と悩んでいる方は多いと思います。
私もある時から数日出ないのは当たり前で、ひどい時はいつ出たか忘れるくらい出ないことで悩んでおりました。
しかし、それもある方法をすることにより今では以前より出ない間隔は短くなっています。
詳しいことについては、下記記事を見て下さいね。
時間は常に動いていて、時代と共に日本人の悩みも変わります。
30年前は和食中心だった日本人の食文化も、今やレトルト食品やファーストフードに溢れています。
私が子供だった20年前は自宅以外で物を食べる機会は月に数回でした。
今では何処にでもコンビニがあり、毎日のように買い食いです。
このような食生活の変化によって、私たちの体の悩みも変わってきているのです。
実は数十年前と比べて便秘で悩んでいる日本人が急激に増加しています。
その上、便秘が原因で「太る」という噂があるのです。
美容の天敵である便秘、その上に「太る」とあっては放置できません。
本当に便秘と太る事に関係があるのかを調査してみました。
目次
そもそも「太る」とは?
そもそも「太る」とはどのような状態の事を言うのでしょうか。
「体重が増えたら太っていることになるのでは?」
と思う人もいるかもしれませんが、実は「太る」とは体重の増減だけでは判断できないんです。
友人Aと友人Bを例にとって見ていきましょう。
今年こそ「もやし体型」とは言わせない!
夏までに頑張ってマッチョなボディになってやる!
週3のジム通いで筋トレしたら筋肉がついて体重が5kg増えました。
友人Aは夏に向けての筋トレに励み、体重が5kg増えました。
部活を辞めて部屋に引きこもって3か月。
お菓子ばかり食べてたら少しお腹が出てきたなー。
でも体重は少し落ちてるから気にしないでおこう。
友人Bはお菓子の影響で脂肪がつきました。
しかし筋肉量が落ちた結果、体重は減りました。
見た目上では、
Aさんは体重は増えましたが筋肉質な体格へと生まれ変わりました。
反対にBさんは体重は落ちましたが、お腹が出て不健康な肥満体型に向かっています。
なぜこのような事が起こったのでしょうか。
実は筋肉と脂肪では重さが全然違うのです。
体積当たりの筋肉の重さは脂肪の4倍と言われています。
そのため見た目では太っても、筋肉量が落ちる事で体重が減る逆転現象が起こる事があるのです。
Bさんは生活を改善しなければ、いずれは以前より体重が増える事になるでしょう。
体重だけで「太る」を判断できませんよね。
では「太る」とは何か。
「太る」とは、体脂肪が増えることを言います。
この体脂肪の増加とは皮下脂肪や内臓脂肪が増える事を言います。
人は数字に敏感です。
体重計に乗って以前より体重が増えると気になります。
特に女性の場合は体重だけで「太った」と判断してダイエットに走ると危険です。
体重増加の要因が妊娠による可能性もあるからです。
体脂肪を元にした体型を基準に太ったかどうかの判断をお勧めします。
便秘で太るの?
便秘で「太る」と聞いた方の中には、
「4日間便秘であれば4日分の便の重さだけ体重が増えるのは当然じゃん。」
「便が出たら体重が1kg減って痩せた。」
こう言われる方がいます。
重さだけで言えば、物理的に溜まった便の分だけ体重が変化するのは当然です。
しかし、「太る」とは体重の増加ではなく体脂肪が増える事です。
では実際に便秘になると太る(体脂肪が増える)のでしょうか。
ここで言う便秘とは機能性便秘の事をいいます。
機能性便秘についてはこちらの目次2.2で詳しく紹介しています。
機能性便秘による肥満には幾つかの要因があるようです。
基礎代謝が落ちる
人の体は生きているだけで常にエネルギーを使っています。
呼吸をする、心臓を動かす、頭で考える、食べ物を消化吸収する。
無意識に行っているこれらの働きは、食べ物から得たエネルギーで行っているのです。
基礎代謝とは、このような何もしなくても生命活動を維持するために最低限必要なエネルギーの事を言います。
- 便秘になる
- 腸内細菌の悪玉菌(腐敗菌)が優位になる
- 悪玉菌によるガスの発生や有害物質により腸内環境の悪化が加速する。
- 便秘が進み腸内の動きがより一層鈍る
このような流れで便秘により腸の動きが鈍り、基礎代謝が低下します。
基礎代謝が低下すれば、人はエネルギーを使い切れず脂肪をため込むのです。
また、悪玉菌によって作られた有害物質が全身を回って基礎代謝を低下させるとも言われています。
基礎代謝が低下すると冷え性になったり疲れやすくなるようです。
女性に多い冷え性の原因は、もしかしたら便秘が要因の一つかもしれません。
太りやすい体質になる
「恒常性の維持」という言葉を聞いたことありますか?
人の体が元の状態に戻るように働く性質の事を言います。
腸内でも同じ事が言えるのです。
便秘によって腸から栄養分が吸収できない状態が続くと何が起こるのか。
腸は少しでも栄養を吸収して元の状態に戻そうと過剰に栄養を吸収するのです。
結果、皮下脂肪や内臓脂肪が付きやすく「太りやすい体質」に繋がります。
これはダイエット後のリバウンドと同じメカニズムです。
以前と同じ量を食べても、腸の吸収量が増えれば以前より太りやすくなります。
食欲の変化
便秘によって出る症状は人によって様々です。
便秘により食欲が低下する人もいれば、逆に食欲が増す人もいます。
便秘は自律神経の乱れに繋がる要因の一つです。
自律神経が乱れると食欲が増し、食べ過ぎに繋がる可能性があります。
気付かない内に食べる量や間食が増えていませんか?
自覚がなく食べる量が増えているケースもあるので注意が必要です。
むくみ
便秘による便の重さによる体重変化は当然という話をしました。
実はもう一点、便秘により体脂肪とは関係なく体重増加に繋がる要因があります。
腸内細菌の悪玉菌による働きで、有害物質が全身に回ると全身がむくみやすくなります。
むくみとは余分な水分を適切に対外に出せない状態をいいます。
体外に出すべき重さの分だけ体重が増え、体の見た目が太って見えるのです。
体脂肪の増加とは違うので純粋に「太った」とは言えないですが、体重増加と見た目の変化という意味では大きな問題ですよね。
便秘と肥満の健康的な対策方法
「便秘になったら便秘薬を飲む。」
少し待ってください。
薬には良い点もあれば悪い点もあります。
セルフメディケーションという言葉をご存知でしょうか。
セルフメディケーションとは「自分の健康に責任を持って、軽度の体調変化は自分で対応しましょう」という考え方です。
自身で出来る手軽で健康的な対策をご紹介します。
運動をする
便秘による肥満を解決するのに一番効果的なのは運動です。
- 運動により排便に必要な筋肉がつく
- 運動により腸が直接刺激され排便を促す
- 筋肉量が増すことで基礎代謝が高くなる
- 運動によりカロリーを使い脂肪が分解される
- 睡眠が取りやすくなり、生活習慣の改善が見込める
運動をすることによって、体脂肪低下やお腹の調子を良くするという効果が見込めます。
運動の中でも特に有酸素運動は良いと言えます。
有酸素運動とは酸素を多く取り込む運動の事で、脂肪燃焼効果が高いと言われています。
身近なものではウオーキング、水泳、サイクリングなどがあります。
有酸素運動による脂肪燃焼を目指すには1日20分以上が必要です。
毎日20分以上の運動時間と聞くと私にはハードルが高く感じます。
忙しい社会人にとって継続が困難では意味がありません。
しかし、有酸素運動の時間は何回かに分けてもいいと聞くとどうですか?
「出勤時に駅まで少し遠回りして10分歩く、帰りも10分歩いて帰る。」
細切れの時間で良ければ一気にハードルは下がったように感じます。
有酸素運動による便秘と肥満への働きは、すぐに変化を感じない事が多いようです。
特に脂肪の燃焼には継続する事が大切になります。
乳酸菌を取る
乳酸菌と聞くと、テレビCMの影響もあって便秘に良いイメージはあります。
では乳酸菌って何かご存知ですか?
「乳酸菌は体の代謝によって乳酸を作る菌の総称」になります。
つまり乳酸菌という種類はなく、乳酸を作る菌の全てが乳酸菌と呼ばれます。
「腸に直接効く…」「腸まで届く…」
テレビCMで聞くフレーズですが、それぞれの乳酸菌製品に入っている菌の種類は違っているのです。
この乳酸菌ですが、実は肥満にも密接に関係しているのです。
牛乳やヨーグルトなどに含まれる乳酸菌は腸内環境を善玉菌が多い状態に作りかえてくれます。
乳酸菌によって作られる乳酸は、腸を直接刺激する事で腸の動きを活発にします。
また、善玉菌が多い状態の腸内環境になることにより悪玉菌が減ります。
悪玉菌が減る事で有害物質の減少や肥満体質の改善にも繋がります。
乳酸菌を取るのに理想的な時間帯があるのをご存知でしょうか。
人間の腸は起床時から朝食後30分までが1日のうちで一番動きます。
この時間に乳酸菌を取ると便秘に対して効果的と言われています。
朝に牛乳やヨーグルトなどの乳製品を取る家庭は多いですよね。
朝食時に乳製品を取る事が便秘に対して理想的と言えます。
毎朝トイレに行く習慣をつける
人の習慣は皆さんが思っている以上に正確です。
毎日同じ時間に起きている人は、目覚ましが無くても同じ時間に目が覚めます。
規則正しい生活をしている人であれば同じ時間に眠くなります。
排便にも同じ事が言えるのです。
毎朝起きたらコップ一杯の水分をとり、便意が無くてもトイレに入る習慣をつける。
簡単な事ですが、便秘の方で毎朝トイレにこもっている人は少ないです。
寝起きに腸をより動かすために水分を取ると良いでしょう。
座り方にもコツがあります。
「考える人」のように前傾姿勢で便座に座る。
人間の腸や排便時に使う筋肉は前傾姿勢が一番良いとされています。
直ぐには効果が出ないかもしれませんが、毎日続ける事が大切です。
まとめ
今回、多くの女性を困らす便秘が原因で太るという噂を調べました。
現代病ともいえる便秘は、ここ数十年で一気に増えています。
理由としてはストレスの増加、食生活の洋食化、運動不足、不規則な生活習慣です。
便秘が原因で「太る」とあっては半数以上の女性に関係する由々しき事態です。
太るとは「体脂肪が増える事」をいいます。
体重が増えたから必ず太ったとは言えません。
- 腸内環境の悪化により基礎代謝が落ちる
- 腸内環境の影響で「太りやすい体質」に変化する
- 自律神経の乱れが影響して食欲が増すことで太る
- 体がむくみやすくなる
むくみに関しては体脂肪は増えてないので厳密に太ったとは言えませんが、体重増加と見た目に変化が出ます。
便秘による肥満は腸内細菌の悪玉菌が悪さをする事が大きな要因になります。
- 有酸素運動を一日合計20分以上(分割可)する
- 牛乳やヨーグルトなどの乳酸菌を取る
- 毎朝水分を取り、トイレに行く習慣をつける
有酸素運動は腸の直接刺激による排便と、脂肪燃焼の両面に働きます。
乳酸菌やトイレに行く習慣は排便を促し生活習慣を改善する事で太りにくい体質に少しずつ変化をもたらします。
今日から簡単に出来るこれらのセルフメディケーション(自分の健康は自分で守る行動)の実践をしてみてはいかがでしょうか。
突然の「ギュルルルル」が少なくなった方法
通勤電車の中、会議前、ひどい時には何もない時に
「ギュルルルルル」と来たら嫌ですよね。
特に通勤電車の中ではこの世の終わりかと思うくらいの絶望感を味わいます。
私自身そんな状況でしたが、生活習慣改善と日々の健康をサポートするためにサプリを取ってみた所、「ギュルルルルル」と襲われることが少なくなりました。
詳しいことは下記記事を見てくださいね。
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