突然の「ギュルルルル」が少なくなった方法
数日出ていなかったが生活習慣見直しとプラスαしたら出はじめた!
人によっては「数日出てない・・・」と悩んでいる方は多いと思います。
私もある時から数日出ないのは当たり前で、ひどい時はいつ出たか忘れるくらい出ないことで悩んでおりました。
しかし、それもある方法をすることにより今では以前より出ない間隔は短くなっています。
詳しいことについては、下記記事を見て下さいね。
先日、主人の友人の佐々木君が家に遊びにきた時に、意外な話題で盛り上がってしまいました。
この日の小山家の夕食は『とんかつ』だったのですが、佐々木さんも交えて3人で食事を済ませた後に、佐々木さんがこう言いました。
僕、キャベツが大好きでよく食べるんだけど、食べすぎると便秘になるんだよね~。
便秘のエキスパートの楓さんは、そのようなことはないのですか?
私の場合は、出来る限り食物繊維を取るようにしてるけど、大丈夫だよ。
経験した僕がいってるんだから間違いないよ(笑)
どうですか?ちょっと意外ではないですか?
これからは後日、私が佐々木君から聞いた体験談をもとに調べた「原因と対処法」をみなさんにご紹介してみたいと思います。
目次
キャベツを食べるとお通じがよくなる理由は?!
不溶性食物繊維
キャベツにはビタミン、カルシウム、ベータカロチンといった豊富な栄養素がたくさん含まれており、私たちの健康にとって非常に優れた野菜です。
その他にも美肌効果、胃腸の修復作用、抗がん作用といった効果もあります。
また、変わったところでは低カロリーなので生食で食べることにより、満腹感もあることからキャベツダイエットなんて方法まであるのです。
そしてキャベツには、お通じを良くする不溶性食物繊維がたくさん含まれています。
刺激された腸はぜん動運動が活発になりお通じを良くしてくれます。
ぜん動運動とは、消化管が順次くびれることにより、内容物を移動させる運動の事です。
もう少し分かりやすくすると、腸の動きは『平滑筋』と呼ばれる筋肉で構成されていますが、これをコントロールしているのは自律神経であり、摂取した食べ物などを、腸が収縮や弛緩を繰り返すことにより、腸内から体外へ便として排出する事なのです。
上記のように、いいこと尽くめでお通じにも良いキャベツですが「とりすぎると逆効果になる場合がある」ようです。
佐々木君は昔から軽度の便秘症だったそうです。
ある日、テレビの番組でキャベツがお通じにいいと知り、その日の夕食にキャベツの千切りをたくさん食べてみたそうです。
効果はテキメンで翌日にはお通じが良くなり、効果に満足した佐々木君は積極的に毎日キャベツを食べるようになりました。
ところが1週間たった頃から少しづつお通じが悪くなり、2週間をすぎた頃にはもとの便秘症に戻っていたそうです。
なぜ、元に戻ってしまったのでしょうか?
本当にキャベツは、便秘解消に有効的な食材なのでしょうか?
キャベツを食べすぎると便秘になる理由
腸を刺激してぜん動運動を活発にしてくれる、不溶性食物繊維ですが、不溶性食物繊維を多くとりすぎると、かさ増しをしすぎてしまい、腸の中で便が渋滞をしてしまうのです。
進みにくくなった便は、そこで腸に水分を必要以上に取られてしまうので、次第に便が硬くなり便秘になってしまうのです。
佐々木君はスーパーで売られている袋詰めの千切りキャベツを毎日1袋かかさず食べていたそうです。(ちょっと多すぎない?)
お通じが悪くなり始めた当初は「そんな日もあるのかな? 」程度に考えていて数日、放っておいたそうです。
しかし、症状がまったく良くならないので、色々と調べてみることにしたそうです。
水溶性食物繊維
食物繊維には不溶性食物繊維ともう1つに水溶性食物繊維があります。
この水溶性食物繊維は水に溶ける性質があり、溶けるとゲル状(ゼリー状)になるので、便にまざることで便をやわらかくして腸内をスムーズに進む潤滑油のような役目をはたしてくれます。
不溶性食物繊維は腸のぜん動運動を活発にして排泄を促してくれる反面、とりすぎると停滞させて便を硬くしてしまうデメリットをもっていますので、水溶性食物繊維も必要になってくるのです。
不溶性で便のかさを増して水溶性で便をやわらかくし、さらに蠕動運動を活発化させる事により、排便を促進させるためのゴールデンコンビですよね。
他にも血糖値の急激な上昇を抑えたり、不要物を体外に排泄したり、食べすぎを防いだり、腸内で発酵して整腸効果などにも良い影響をあたえます。
野菜(オクラ、らっきょう、エシャロットなど)
穀類(大麦、大豆、ライ麦など)
いも類(こんにゃく、里いも、長いもなど)
すると翌日には嘘のように便秘が解消され、その後お通じが改善されてきたようです。
佐々木君の食べ方はちょっと極端すぎだと思いますので、無理のない効率的な食べ方を紹介しましょう(笑)
食物繊維の効率的なとりかた
和食料理
日本人の食事摂取基準(2015年版)で記されているのは、食物繊維の推奨摂取量は男性で20g、女性で18gを推奨していますが、実際には現代の人たちは平均で14g前後、少ない人では10gほどしかとれていません。
とありました。
これは炭水化物やお肉中心の食生活になっていて、あまり野菜をとらないことが原因だと考えられます。
そこでオススメするのが一汁三菜を基本とした和食料理です。
本来、日本人の主食となっている『ご飯』の他に『汁物』と『3種類のおかず』を基本とした食卓が一汁三菜といわれる献立なのです。
これには意味があり、身体に必要な『エネルギー』『身体を構成する要素』『身体の調子を整える要素』をバランスよく摂取しようとする考え方から成り立っています。
補足として不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の対比は2対1が望ましいといわれているので献立を考えるとき参考にしてください。
一汁三菜の料理は、お通じだけでなく栄養バランスの観点からも非常に優れたメニューではないでしょうか。
また最近では昔の食堂をイメージしたお店もチェーン展開されており自炊が中々むずかしく忙しい人にもオススメです。
麦ごはん
ごはんもそのまま食べるのではなく麦ごはんにする事で、手軽に食物繊維を豊富に取る事が可能になります。
作り方も簡単で、余程小さなスーパーではない限り、お米売り場には「押し麦」「米粒麦」と書かれた商品が陳列されていますので、お米を炊くときに少量を一緒に混ぜるだけです。
炊く時の例は、いつものお米(2合)と水の量にプラスして麦50gに対して水100mlを目安にいれてください。
最初から麦の割合を多くすると、体質的な問題からお腹をこわしてしまう事があります。
なので、最初は1割~2割ぐらいからはじめる事をオススメします。(お米2合に麦50gで1・5割が目安です)
麦はビタミンB群、ビタミンE、ミネラルといった豊富な栄養素が含まれています。
しかも不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方が多く含まれているのが特徴で、両方を同時にとれるので手軽にとりたい人にはオススメです。
野菜は加熱してかさを減らす
佐々木君はサラダなど生食で食物繊維をとっていましたが、普通の人はすぐ満腹になって量を食べれないので、実はあまり効率が良いとはいえません。
ですので、加熱してかさを減らせばたくさん摂取できるようになり効率的、汁物などにすると具材をたくさん使えるのでオススメです。
1ワカメを水でもどし、水気をきります。
2キャベツは一口大程度にきります。
3鍋に水とキャベツを入れ中火にかけます。
4鍋が沸騰したら、水でもどしたワカメを入れます。
だしの素をくわえてひと煮たちしたら、みそを溶き入れ火からおろします。
5器にそそいだら完成です。
きのこやニンジンのような、ほかの野菜を加えてもおいしそうですね。
食べる量を減らしても、効率的に食物繊維をとるようにしてくださいね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、大輝の友人の佐々木君の体験談をもとに、キャベツについて色々と調べてみました。
要点をまとめると
- キャベツは普通に食べる分にはお通じに良い。
- ただキャベツだけを食べすぎると便秘になる。
- 水溶性食物繊維も一緒にとるようにすれば効果的。
- ふだんから和食などのバランスの良い食生活を心がける。
- 不溶性、水溶性のバランスは2対1が黄金比率
- 麦ごはんは不溶性だが、水溶性も一度にとれて効率的
- 加熱調理してかさを減らすと量が食べれる。
ふだんの食生活でも不溶性、水溶性の食物繊維をバランス良くとるように意識してみてください。
きっと、お腹の調子もよくなり快適な生活をおくることができるように心がけましょう。
さらに効率よく、腸内バランスを取るためには『軽いウォーキング』を取り入れたり、別に『プラスα』をしてあげる事により便秘から解消される可能性は上がります。
突然の「ギュルルルル」が少なくなった方法
通勤電車の中、会議前、ひどい時には何もない時に
「ギュルルルルル」と来たら嫌ですよね。
特に通勤電車の中ではこの世の終わりかと思うくらいの絶望感を味わいます。
私自身そんな状況でしたが、生活習慣改善と日々の健康をサポートするためにサプリを取ってみた所、「ギュルルルルル」と襲われることが少なくなりました。
詳しいことは下記記事を見てくださいね。
数日出ていなかったが生活習慣見直しとプラスαしたら出はじめた!
人によっては「数日出てない・・・」と悩んでいる方は多いと思います。
私もある時から数日出ないのは当たり前で、ひどい時はいつ出たか忘れるくらい出ないことで悩んでおりました。
しかし、それもある方法をすることにより今では以前より出ない間隔は短くなっています。
詳しいことについては、下記記事を見て下さいね。
通勤電車の中、会議前、ひどい時には何もない時に
「ギュルルルルル」と来たら嫌ですよね。
特に通勤電車の中ではこの世の終わりかと思うくらいの絶望感を味わいます。
私自身そんな状況でしたが、生活習慣改善と日々の健康をサポートするためにサプリを取ってみた所、「ギュルルルルル」と襲われることが少なくなりました。
詳しいことは下記記事を見てくださいね。