突然の「ギュルルルル」が少なくなった方法
数日出ていなかったが生活習慣見直しとプラスαしたら出はじめた!
人によっては「数日出てない・・・」と悩んでいる方は多いと思います。
私もある時から数日出ないのは当たり前で、ひどい時はいつ出たか忘れるくらい出ないことで悩んでおりました。
しかし、それもある方法をすることにより今では以前より出ない間隔は短くなっています。
詳しいことについては、下記記事を見て下さいね。
晩秋から冬にかけて多くの人から親しまれているみかん。
『こたつでみかん』にあこがれて、私の家では最近こたつを買ってしまいました。
いろいろな品種がありますが、日本でみかんといえば温州みかんを指すことが多いです。
そんなみかんですが、お通じに役立つ成分が含まれているといわれています。
みかんのどのような成分が、便秘に効果的なのか調べてみました。
目次
みかんが便秘に役立つと言われてる成分は?
ペクチンとは?
みかんには、ペクチンという水溶性食物繊維が含まれています。
水溶性食物繊維には、善玉菌を増やす力があり腸内環境を整えてくれます。
また、腸のぜんどう運動を活発にしてくれるので、お腹が重苦しい状態が続いている方に良いといえます。
水溶性食物繊維についてはこちらの記事で詳しく説明しております。
食品添加物としてのペクチン
余談ですが、ジャムやゼリーを食べるときに、成分表示にゲル化剤(ペクチン)と書かれているのを見たことがありますか?
ペクチンには、物を固める力があるので、様々な食品に食品添加物として使用されています。
『食品添加物』と聞くと、何となく体に良くないもののように感じますが、ペクチンは主に柑橘類の外果皮から生成される自然由来のものなので、安心して体に取り入れることができます。
ちなみに、食品に入れられる時には増粘剤・安定剤・ゲル化剤・糊料として表記されます。
もちろん食品添加物としてのペクチンにも、みかんに含まれるペクチンと同じように善玉菌を増やす力があります。
しかし、食品自体に沢山のペクチンが含まれているわけではないので、ペクチン入りの食品を食べてもお腹の重苦しさが改善されたと実感することは少ないようです。
ペクチンはみかんのどこに含まれているの?
みかんには水溶性食物繊維のペクチンが豊富という話がありました。
では、ペクチンはみかんのどの部分に含まれているのでしょうか?
その前に、みかんの構造について詳しくご説明しますね。
みかんの、各部位に名前がついているなんて初めて知りました。
みかんの白いスジに、アルベドなんてかっこいい名前がついていて、びっくりですね。
ペクチンをはじめとする食物繊維は、みかん全体に含まれています。
その中でも特に
- 外果皮(外側の皮)
- 内果皮(皮をむいたときに出てくる白いスジ)
- じょうのう
の3か所に多く含まれています。
果肉のみの状態と、じょうのうを含んだ状態の食物繊維量を比べてみました。
カロリー(100gあたり) | 食物繊維量(100gあたり) | |
果肉のみ | 45kcal | 0.4g |
じょうのう含む | 46kcal | 1.0g |
引用:五訂日本食品標準成分表
果肉だけを食べるよりも、じょうのうまでしっかり食べたほうがよいということがわかりますね。
みかんは晩秋から冬にかけての食べ物です。
お通じのために
『みかんが旬ではない時期は、みかんの缶詰で代用しよう!』
とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、みかんの缶詰にはじょうのうが含まれないので、たくさん食べても効果を感じることができないことも多いようです。
また、内果皮・外果皮を含んだ場合は、より沢山の食物繊維を得ることができるという説があります。
- 内果皮を含む→じょうのうを含んだ状態の約2倍
- 外果皮を含む→じょうのうを含んだ状態の約4倍
みかんを食べるときに、内果皮をすべて取り除く方もいらっしゃいますよね。
口当たりがよくなるので、取り除きたくなる気持ちはとてもよくわかるのですが、お通じのためには一緒に食べるのがおすすめです。
ところで、缶詰のみかんは、なぜあんなにきれいに皮がむけているのかご存知ですか?
職人さんが一つ一つ手で剥いている?
いえいえ、そんなことはありません。
みかんの缶詰に使われているみかんの内果皮は、薄い塩酸を使って溶かして除去しています。
『塩酸って劇薬だから、食べるのが不安になってしまう。』
という方もいらっしゃいますよね。
ご安心ください。
そのあとアルカリ性の薬品で塩酸を中和し、水にさらすので健康には影響がないのです。
冬の便秘にはみかんが効果的?
みかんは、特に冬の便秘に効果的という説があります。
一般的に、冬は便秘になりやすい季節といわれています。
といいますのも、冬は体が冷えやすく水分補給を控える方が多いからです。
便を体の外に排出するためには適度な水分が必要です。
夏場は暑くのどが渇くので、あまり考えなくてもちょうどよい量の水分を体に補給することができます。
しかし、気温が低い冬は
『水分をとりたい!』
という気持ちが起こりにくいので、十分な水分補給ができていないことが多いのです。
また冬場は寒いので、水分をとるとトイレが近くなることが多いです。
外出先だと、困ってしまいますよね。
なので、水分をとることをついつい拒んでしまうのです。
みかんには水分が多く含まれているので、みかんを食べることによって適度な水分補給ができますね。
また、みかんには『ヘスペリジン』という、体をあたためる成分が含まれています。
ヘスペリジンも、みかんのじょうのう・内果皮・外果皮に含まれていて、血流を良くし、体を温めてくれます。
よく、生姜が体を温めてくれるという話を聞きますが、それと同じくらい注目を集めている成分なのだそうです。
みかんを食べることで適度な水分補給ができるとともに体も温まるので、冬の便秘に効果的というわけです。
体を温めてくれる、ヘスペリジンには水に溶けにくいという問題があります。
そのため、体に吸収されにくく、その効果を感じにくいこともあるようです。
最近では、体に吸収されやすいように改良されたヘスペリジンを含むドリンクも販売されています。
もしよかったら、お試しください。
みかんは一日に何個食べればいいの?
お通じに役立つみかんですが、一日にどのくらいの量を食べるのが良いのでしょうか。
Sサイズのみかんは、可食部が約75gです。
カロリーは約34kcal、食物繊維は約0.7g含まれています。
食物繊維だけのことを考えると、成人男性は一日に20g必要なので、みかんを一日に20個以上食べなくてはいけなくなってしまいます。
私もそうなのですが、
『みかんは大好きだから、いくらでも食べられちゃう。20個くらい軽い!』
という方もいらっしゃいますよね。
しかし、20個も食べると、カロリーがとんでもないことになってしまいます。
また、みかんを食べすぎると『柑皮症(かんぴしょう)』という症状が出る恐れがあります。
柑皮症とは、ミカンに含まれるカロテノイド色素を沢山取りすぎた時に起こる、皮膚が黄色くなる症状です。
体質によってまちまちなので、一概に何グラムのみかんを食べるといけないとは言えないのですが、やはり食べすぎはよくないようです。
Sサイズの物であれば3個くらいを目途に食べるのがおすすめです。
みかんだけで足りない食物繊維は、野菜や他の食品で補うようにしましょう。
ちなみに、柑皮症の症状が出てしまったら、しばらくの間はみかんを控えるのがおすすめです。
たいていの場合は、時間を置けば症状が回復します。
時間をおいても症状が回復しない場合は、お医者さんに相談してください。
漢方薬としてのみかんの外果皮とは?
みかんの外果皮にはより沢山のペクチンが含まれているという話がありました。
その点に注目されて、漢方薬にもみかんの外果皮は使用されています。
漢方薬として使われているのならば、効果が期待できそうですよね。
漢方の世界ではみかんの外果皮を乾燥させたものを『陳皮(ちんぴ)』といいます。
- 風邪の諸症状
- 食欲不振
- 消化不良(便秘含む)
に効果があるといわれています。
『漢方薬は病院や漢方薬局に行かないと手に入らない。』
と思われている方も多いですよね。
確かに病院や漢方薬局で専門家の話を聞きながら、自分の体に合った漢方薬をもらう方が効果は得やすいです。
しかし、忙しいとなかなか買いに行くことができませんよね。
一般的なドラッグストアでも、漢方薬を取り扱っている場合があります。
ただ、ドラッグストアで販売されている漢方薬は、病院や漢方薬局で取り扱っているものよりも生薬の量が少ないという問題点もあります。
ですが、その分価格も抑えられているので、とりあえずお試しにと思う方には良いのかもしれません。
もしも、ドラッグストアで購入した漢方薬で体調が悪くなったら、すぐに専門医に相談しましょう。
ちなみに陳皮は、古いもののほうが効果があるという説があります。
陳皮は1年以上乾燥して使用することが多いといわれています。
みかんの外果皮まで美味しく食べる方法は?
漢方薬としてみかんの外果皮を体に取り入れるのもいいですが、日本にはみかんの外果皮を加熱して食べる文化がいくつかあるそうです。
その中から、私も実践している食べ方を二つご紹介しますね。
とてもおいしいので、よかったら試してみてください。
焼きみかん
みなさんは焼きみかんを作ったことがありますか?
みかんを焼くことによって、外果皮が柔らかくなり甘みも強くなるので食べやすくなります。
作り方はとっても簡単です。
トースターにそのままのみかんを入れて、5分から10分加熱する。
外果皮に少々焦げ目がついたら出来上がり!
『みかんを焼くなんて信じられない!』
という方もいらっしゃいますよね。
この食べ方は昔から、特に東北に住む方に人気がある食べ方なのだそうです。
冬の間寒い東北ではみかんが凍ってしまうので、溶かすために焼きみかんにしていたそうです。
また、昔のみかんは今よりも糖度が低かったので、焼くことで糖度が高くなるみかんの性質も利用していたのかもしれません。
まさに、生活の知恵ですね。
また、焼いたみかんを食べて無病息災を祈る神事が行われている県もあるほど、焼きみかんは人気の食べ物です。
みかんを焼いても外果皮までは食べないという方もいらっしゃるようですが、せっかく食べやすい状態になっているので、お通じのために外果皮にもチャレンジしてみるのがおすすめです。
柔らかくてとてもおいしいですよ。
ちなみに、最近私も気になっているのですが、トースターではなく焼きみかん専用の調理器具も売られています。
専用調理器具を使うと焦げ目がつきにくくなるので、より外果皮が食べやすくなります。
みかん鍋
山口県の『周防大島みかん鍋』をご存知ですか?
海鮮のお鍋に皮付きのみかんがそのまま入ったお鍋で、山口県のご当地鍋として有名です。
『お鍋にみかん?』
なんだか不思議な感じがしますよね。
私も初めて見た時は見た目のインパクトが強すぎて、正直なところ
『これっておいしくなさそう…。』
と思ってしまいました。
しかし、よく考えてみてください。
ユズなどの柑橘類は、魚介類の嫌な臭みを消してくれるのでとても相性が良いですよね。
みかんも同じ柑橘類なので、魚介類ととても良く合うのです。
美味しくなさそうなんて思って申し訳ありませんでした。
こちらも、皮にしっかりと火が入っていて、柔らかく食べやすくなった外果皮までしっかりと食べることができます。
みかんを外果皮まで食べる時には、残留農薬の心配があるので一度水洗いしてから使うのがおすすめです。
また、なるべく表面がワックス処理されていないみかんを選びましょう。
どうしてもワックス処理されたみかんの外果皮を料理に使いたいときには、重曹を入れた水に3分ほどつけておくことでワックスをとることができるので試してみてください。
まとめ
みかんのもつ、便秘を良くしてくれる働きについて紹介しました。
- みかんに含まれるペクチンが便秘に役立つ
- ペクチンは、内果皮(アルベド)・外果皮(フラベド)に多く含まれている
- みかんには体を温める物質ヘスペリジンが含まれている
- 一日の摂取目安量はSサイズ3個がおすすめ
- 漢方薬としての効果
- 外果皮の美味しい食べ方
みかんはお通じに良いのですね。
しかし、みかんだけを食べれていれば便秘が解消するわけではありません。
お通じの悩みを抱えているのならば、まずは普段の食事や生活習慣を見直し、適度な運動をすることから始めましょう。
そこに、プラスαするものの1つとしてみかんを加えてみるのもいいかもしれませんよ。
突然の「ギュルルルル」が少なくなった方法
通勤電車の中、会議前、ひどい時には何もない時に
「ギュルルルルル」と来たら嫌ですよね。
特に通勤電車の中ではこの世の終わりかと思うくらいの絶望感を味わいます。
私自身そんな状況でしたが、生活習慣改善と日々の健康をサポートするためにサプリを取ってみた所、「ギュルルルルル」と襲われることが少なくなりました。
詳しいことは下記記事を見てくださいね。
数日出ていなかったが生活習慣見直しとプラスαしたら出はじめた!
人によっては「数日出てない・・・」と悩んでいる方は多いと思います。
私もある時から数日出ないのは当たり前で、ひどい時はいつ出たか忘れるくらい出ないことで悩んでおりました。
しかし、それもある方法をすることにより今では以前より出ない間隔は短くなっています。
詳しいことについては、下記記事を見て下さいね。
通勤電車の中、会議前、ひどい時には何もない時に
「ギュルルルルル」と来たら嫌ですよね。
特に通勤電車の中ではこの世の終わりかと思うくらいの絶望感を味わいます。
私自身そんな状況でしたが、生活習慣改善と日々の健康をサポートするためにサプリを取ってみた所、「ギュルルルルル」と襲われることが少なくなりました。
詳しいことは下記記事を見てくださいね。