突然の「ギュルルルル」が少なくなった方法
数日出ていなかったが生活習慣見直しとプラスαしたら出はじめた!
人によっては「数日出てない・・・」と悩んでいる方は多いと思います。
私もある時から数日出ないのは当たり前で、ひどい時はいつ出たか忘れるくらい出ないことで悩んでおりました。
しかし、それもある方法をすることにより今では以前より出ない間隔は短くなっています。
詳しいことについては、下記記事を見て下さいね。
毎日の水分補給に、お茶を選ぶ方は多いと思います。
たくさんの種類があるので、
『今日は何のお茶を飲もうかな~。』
と考えることができて楽しいですよね。
そんなお茶ですが、飲みすぎてしまうと便秘になることがあるそうです。
お茶のどのような成分がお通じに影響しているのでしょうか?
目次
お茶を飲むと便秘になる??
『お茶が原因で便秘になる』なんて話聞いたことありますか?
私は今まで、お茶で便秘になるなんて聞いたことがありませんでした。
テレビやメディアでお茶は健康に良いという話はよく聞くので、お茶は体に良い飲み物だと考えていました。
しかし少し前に、友達のC子ちゃんから
『健康を意識してお茶を飲む習慣を取り入れるようにしたら便秘になってしまった。』
という話を聞いたのです。
テレビでお茶が健康に良いという話を聞いて飲み始めたら、お腹が重苦しい状態になってしまったの…。
ほかに生活の習慣を変えていないから、原因はお茶だと思うの。
楓ちゃんどうしてだかわかる~?
C子ちゃんから相談を受けた私は、お茶の中に便を排出しにくくする成分が含まれているのか調べてみました。
すると、タンニンという成分がお通じに関係しているということがわかったのです。
タンニンのとお通じの関係性とは?
タンニンとは?
そもそも、お腹を重苦しい状態にするタンニンとはどういう成分なのでしょうか?
詳しくご説明していきます。
タンニンとは、主に植物の葉に含まれているポリフェノールの総称です。
お茶を飲むと苦さや渋みを感じることがありますよね?
その、苦さと渋みを出しているのがタンニンなのです。
タンニンの持つ収れん作用が便秘を引き起こす?
タンニンには収れん作用があります。
収れん作用とは、タンニンと腸の中にあるたんぱく質が結びつき、大腸内に保護膜を作ることを指します。
保護膜と聞くとなんとなく良いもののように感じますよね。
確かに、刺激の強い食べ物を食べる時には、この保護膜が役に立ちます。
しかし、普通の生活をしているのに大腸内に厚い保護膜がはられてしまうと、大腸のぜん動運動を妨げることがあるといわれています。
そのため、便秘になってしまう場合があるのです。
ぜん動運動とは、便を排出するために欠かせない大腸の運動です。
便を排出するときには、胃液や消化物によって大腸が刺激され腸内でぜん動運動が起こります。
ぜん動運動がしっかりと行われていれば、便が腸内に滞ることなく排出されるので、腸内環境は正常な状態といえるのです。
ぜん動運動について、詳しくはこちらの記事もご覧ください。
ふむふむ。
お茶に含まれるタンニンが私の便秘の原因だったのね。
お茶にはいろんな種類があるけれど、どの種類のお茶を飲んでもお通じには良くないのかしら?
お茶の種類によってタンニンの量は違うの?
お茶と一口に言っても、いろいろな種類があります。
代表的なものをご紹介しますね。
緑茶:日本を代表するお茶。玉露・煎茶・ほうじ茶などたくさんの種類がある。
紅茶:緑茶と同じ茶葉を発酵させて乾燥させたお茶。茶褐色なのが特徴。
ウーロン茶:緑茶と同じ茶葉を半発酵させて乾燥させたお茶。
玄米茶:炒った玄米と緑茶(番茶)を半々で混ぜたもの。
麦茶:大麦の実を炒って煎じたもの。
お茶にはこんなに種類があるなんて、知らなかったな。
私は紅茶と緑茶が好きなんだけど、紅茶はお砂糖を入れないと飲めないの。
だからストレートでも飲みやすい緑茶を買って飲んでいたんだよね…。
日本でお茶といえばやはり緑茶が人気です。
いろいろな種類のお茶が並んでいても、緑茶を手に取る方は多いですよね。
とある調査では『日本人の飲むお茶No,1』に緑茶が選ばれています。
しかし、お茶は種類によってタンニンの量に違いがあります。
『五訂増補 食品成分表2010』を参考に、お茶の種類とタンニンの量を表にまとめてみました。
タンニンの量(100ml当たり) | |
緑茶(煎茶) | 70mg |
紅茶 | 100mg |
ウーロン茶 | 30mg |
玄米茶 | 10mg |
麦茶 | 0mg |
*すべてその茶葉に適した抽出方法で抽出したときの量です
表を見ると、特に紅茶と緑茶(煎茶)はタンニンの含有量が多いのがわかります。
つまり緑茶(煎茶)を積極的に飲んでいたC子ちゃんは、気が付かないうちに沢山のタンニンを体に取り入れていたのですね。
お通じが気になる方は、タンニンの入っていない麦茶や、タンニンの含有量の少ない玄米茶を選んで飲むのが良いでしょう。
ちなみに、緑茶の中でも玉露や抹茶は、煎茶と比べてタンニンの含有量が多いという特徴があるのでご注意ください。
タンニンの含有量を考えると、玄米茶や麦茶を飲むのがお通じには良かったのね。
知らなかったわ~。
ペットボトルで売られているお茶のタンニンの含有量はどのくらいなのでしょうか。
ペットボトル入りのお茶に含まれるタンニンの含有量は、茶葉から抽出したもの1/5といわれています。
もちろん、製品によって差はあります。
特に緑茶の場合、より本格的な味にするために抹茶入りのペットボトル緑茶が売られていますよね。
抹茶はもともとタンニンの含有量が多いので、そういった製品を選ぶと必然的にタンニンを多く体に取り入れてしまうことになります。
2煎目のお茶には要注意!!
『あなたは、同じ茶葉で何回お茶を抽出しますか?』
多くの方は2~3回、同じ茶葉を使ってお茶を楽しむのではないでしょうか。
しかし、2煎目・3煎目のお茶を飲む時には注意が必要です。
お茶に含まれるタンニンは60度以上の温度が加わると、お湯の中に溶け出しはじめます。
タンニンが溶けだすスピードは1煎目よりも2煎目・3煎目のほうが早いという説があります。
緑茶(煎茶)の場合70度~90度の温度で抽出するのですが、そのスピードは以下のようになっています。
- 1煎目→30秒~1分で十分な苦みを感じるタンニンが溶けだす
- 2煎目・3煎目→10秒~20秒で十分な苦みを感じるタンニンが溶けだす
つまり2煎目・3煎目の煎茶を入れるときに、1煎目と同じだけの抽出時間をとってしまうと、タンニンが大量に溶け出したお茶が出来上がってしまうというわけです。
便秘を気にしているのならば、少しもったいなくても1度使った茶葉は新しいものに変えるか抽出時間を気にしてお茶を入れるのが良いでしょう。
私はしっかりとした味の緑茶が好きだから、2煎目のお茶を飲むときもゆっくりと抽出時間をとって飲んでたよ。
今度からは抽出時間にも気を付けてみるね。
タンニンによる貧血と、便秘の関係とは?
タンニンをとりすぎると、貧血の症状が出ることもあります。
タンニンは金属と結合しやすいという特徴があります。
そのため、食事中にタンニンの含有量が多いお茶を飲んでいると、食事に含まれている鉄分(金属)を体に吸収することができなくなるという説があります。
お茶はとても食事に合う飲み物なので、食事中の水分補給として飲まれている方も多いかと思います。
しかし、貧血気味の方は飲む量を控えるか、食事中にはお茶以外の水分をとるといった工夫をしてみましょう。
辛い貧血になると、医師の診断によって鉄剤という薬が処方される場合があります。
貧血の諸症状にはとても効果的な薬なのですが、鉄剤を飲むと便秘になることもあるといわれています。
重い貧血にならないために、
『もしかしたら、自分は貧血かもしれない』
と思ったら、タンニンを含む飲み物や食べ物を控えるのがおすすめです。
また、辛い貧血症状が出た時には、早めに専門医に相談するのがおすすめです。
お茶のもたらす良い効果とは?
一般的にお茶は健康に良いといわれている飲み物です。
全てのお茶には体を健康に保つために必要なミネラルやビタミンが豊富に含まれています。
ですので、どの種類のお茶を飲んでも健康に役立つといえます。
そのほかにもお茶の種類によって、様々な健康に役立つ成分が入っているといわれています。
今回はお茶の中でも、日本人に親しまれている緑茶が体に与えてくれる良い影響についてお伝えします。
緑茶が体に良い理由とは?
緑茶にはどのような効果があるのでしょうか。
- 認知症予防
- 脳梗塞の危険が低下
- 血糖値を下げる
- 病気に対する抵抗力がアップ
どれも体に嬉しい効果ですよね。
特に4つ目の「病気に対する抵抗力アップ」にご注目ください。
実際に静岡のとある小学校では、学校の蛇口から緑茶が出るようにして、いつでも生徒が緑茶を飲めるようにしたところ、風邪で休む生徒が減ったという話があります。
普通の風邪だけではなく、インフルエンザにも同じような効果が得られるのではと、注目を集めているそうです。
これらの効果は、一般的な抽出方法でいれた煎茶を一日に7杯程度飲むことで得られるといわれています。
また、緑茶を使ったうがいをするだけでも、風邪の予防になるという説があります。
よかったら試してみてください。
どうしたらお茶の良い効果だけを得ることができるの?
お茶に含まれるタンニンには、便秘に良くない面があります。
しかし、そのほかの成分は体にとても良さそうなので、
『お通じのことが気になっても、積極的にお茶を飲みたい!』
と思いますよね。
どのようにお茶を飲めば、お茶のよい効果だけを得ることができるのでしょうか?
一日の摂取量に気を付けよう
一番重要なのは、一日の摂取量に気を付けるということです。
『お茶は健康に良い!』というイメージから、大量に飲んでも健康に悪い影響はないと考える方が多いようです。
実際にC子ちゃんも、お茶を飲み始めた時は沢山の量を飲んでいたようです。
私がお茶を飲み始めた時は、とにかく沢山の量を飲んだほうが良いと思っていたの。
朝昼晩と湯飲み茶わんに各5杯ずつ、一日に合計15杯のお茶を飲もう!と決めてたなぁ。
湯飲み茶わんは、物にもよりますが大体150ml~180mlの量が入ります。
C子ちゃんが150ml入る湯飲み茶わんを使っていたとしても、一日に2000mlのお茶を飲んでいたことになります。
一般的にお茶は、一日に湯飲み茶わん10杯、1500mlを目途に飲むのが良いといわれています。
つまり、C子ちゃんはそれよりも沢山のお茶を飲んでいたことになります。
これではお腹が重苦しくなっても仕方がないような気がしますね。
いくら健康に良いといわれているものでも、それだけを大量にとってしまうと体を壊しかねません。
また、あまり体の調子が良くない時には、摂取目安量以下の量でもお腹の調子を悪くすることがあります。
ご自身の体調をしっかり考慮して、『常識的な量』のお茶を生活に取り入れるのがおすすめです。
水出しのお茶はタンニンが少ない!
お茶の入れ方によって、タンニンの量を少なくすることができます。
タンニンは茶葉に60度以上の温度を与えた時に溶け出すといわれています。
つまり、水出しにすることでタンニンの少ないお茶を作ることができるというわけです。
水出しのお茶の作り方はとっても簡単です。
【材料】
- 水→1000ml
- 好きなお茶の茶葉→適量(煎茶なら15g、紅茶なら10g)
- お茶パック→1枚
*お茶パックとは、お茶の茶葉がバラバラにならないように入れる不織布でできた紙袋のこと
【作り方】
- 好きなお茶の茶葉を、お茶パックに入れる
- 冷水ポットに水とお茶パックを入れる
- 冷蔵庫で1晩保存
- 出来上がり
*出来上がった水出しのお茶は、衛生面からその日のうちに消費するようにしましょう
低い温度でお茶を入れると、お茶に含まれる甘み・うまみ成分であるテアニンの量が増えるという説があります。
とても飲みやすいお茶に仕上がるので、苦みが苦手な小さなお子さんでも気軽に飲むことができます。
水出しのお茶ならばお腹の重苦しさを気にすることなく、お茶の良い成分を体に取り入れやすくなるのね。
作り方も簡単みたいだし、今度チャレンジしてみるね!
楓ちゃん、いろいろ教えてくれてありがとう。
まとめ
C子ちゃんの話を聞いて、
『お茶が原因で便秘になることがあるのか?』
について調べました。
- タンニンの持つ収れん作用が便秘に関係していた
- タンニンはお茶の種類によって含有量が違う
- 2煎目の緑茶を飲むときには注意が必要
- タンニンは貧血を引き起こすこともある
- お茶には様々な良い効果がある
- お茶は一日10杯を目途に飲むとよい
- 水出しのお茶はタンニンの含有量が少ない
ということがわかりました。
健康に良いといわれるものでも、それだけに偏ってしまうと体に思わぬ影響が出てしまう場合があります。
ですので、普段から健康的な食事や生活習慣、適度な運動を心がけるのがおすすめです。
そこに程よい量の何かをプラスαすれば、よりよい生活を送ることができるでしょう。
突然の「ギュルルルル」が少なくなった方法
通勤電車の中、会議前、ひどい時には何もない時に
「ギュルルルルル」と来たら嫌ですよね。
特に通勤電車の中ではこの世の終わりかと思うくらいの絶望感を味わいます。
私自身そんな状況でしたが、生活習慣改善と日々の健康をサポートするためにサプリを取ってみた所、「ギュルルルルル」と襲われることが少なくなりました。
詳しいことは下記記事を見てくださいね。
数日出ていなかったが生活習慣見直しとプラスαしたら出はじめた!
人によっては「数日出てない・・・」と悩んでいる方は多いと思います。
私もある時から数日出ないのは当たり前で、ひどい時はいつ出たか忘れるくらい出ないことで悩んでおりました。
しかし、それもある方法をすることにより今では以前より出ない間隔は短くなっています。
詳しいことについては、下記記事を見て下さいね。
通勤電車の中、会議前、ひどい時には何もない時に
「ギュルルルルル」と来たら嫌ですよね。
特に通勤電車の中ではこの世の終わりかと思うくらいの絶望感を味わいます。
私自身そんな状況でしたが、生活習慣改善と日々の健康をサポートするためにサプリを取ってみた所、「ギュルルルルル」と襲われることが少なくなりました。
詳しいことは下記記事を見てくださいね。